衝撃的な「画」の強度
- A/Y さん
- 2020年9月8日 20時30分
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何度観ても、細かい内容を覚えていない。こんな人出てきたっけ?というようなことを毎回思う。
それに対して、忘れがたいシーンがいくつもある。いや、「シーン」というより「画」と言った方がいい。その一つの「画」をもって、人生のすべてを語り尽くしてしまっているような、とてつもない〈強度〉が漲っている「画」がバシバシ出てくる。現代の映画とはスケールが桁違いなのだ。
個人的に、溝口映画は総合的には芸妓ものの方が好きなのだが、「画」の強度は文芸ものの方により圧倒される。
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