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昨日と明日の間 (1954)

監督
川島雄三
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3.25 / 評価:4件

ヤンキー娘vsカマトト夫人!

  • bakeneko さん
  • 2009年12月25日 16時28分
  • 閲覧数 472
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

週刊朝日に掲載されていた井上靖の原作にしては珍しい、メロドラマ色の強い人間ドラマで、川島雄三の実験精神と演出力が縦横に発揮された野心作であります。

えー、この映画は、
表向きはー鶴田浩二が演じる“格好良過ぎる主人公の起業ドラマ”を骨子に持ちながらも、
内実はー鉄火肌の姐ちゃん(淡島千景)と天然フェロモン夫人(月丘夢路)の“恋の真剣勝負”に見入るー
女性の恋愛2大流派の異種格闘技対戦映画であります(女性の方、必殺技の勉強に成りますよ!)。
この時期の月丘夢路は、恋愛映画のヒロインとして“ゴジラや座頭市”の如き無敗の強さを劇中のライバル女優に対して誇っていました。それに対するのはデビュー直後で人気急上昇の淡島千景!
男性は、全く対照的な2人の女性の激突に“キングコングvsゴジラ”的な感覚で勝敗の行方を固唾を飲んで見守るのであります(眼福眼福!その結末は…)。

更に、タイトルバックから突っ走る実験的構図や演出は、“ここまでやっても大丈夫!”とばかりに、強引ながらも名人的なバランス感覚で物語を進行させて行きます(注意して見ると、色々と突飛なことをしています!演出の勉強?になりますよ!)。加えて、進藤英太郎の上手さや野添ひとみの可愛らしさ等、脇も充実していて、1950年代の開発&起業ブームの日本も良く描かれていて興味深いものがあります。

男女両方にお薦めの娯楽作で、(最後まで格好を付けている現実離れした主人公は別格として)恋愛に置ける両性の反応はなかなか参考に成りますよ。


ねたばれ?
本作は、宝塚対決(淡島千景が2歳年下)でもあります。

詳細評価

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