奇伝小説を素直に楽しく映像化した快作
- Masagoyaネットシネマ さん
- 2008年7月30日 9時40分
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- 役立ち度 13
- 総合評価
原作滝沢馬琴著『南総里見八犬伝』全五部作
滝沢馬琴が二十余年も費やし、失明してまで書き上げた奇伝小説を素直に楽しく映像化した快作。
非常に素直で単刀直入。更に制作者側の意図がハッキリと分かるので割り切って気持ち良く観られます。なにしろこれは、思いっきり観客の方向を向いて作られた娯楽映画なのだから!ひたすら子供と東映の為に作られている.見た目からヒーロー、悪役の区別がはっきりつくので、配役の区別がつかなくても、原作を知らない人でも、それなりに問題なく楽しめると思います。子供向けですので、馬鹿馬鹿しいと言えばそれまでですが、大掛かりなセット、巨大な城、これでもかという人海戦術。今ではもう再現できない、古き良き日本の自然の風景には一寸感動です。
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