大地震

EARTHQUAKE

122
大地震
3.3

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(18件)


  • yyb********

    5.0

    大地震の恐怖

    突如発生した大地震によるパニックを描くディザスター映画。ビルは歪み、道路は波打つ。こんな災害には見舞われたくないもの。大地震の恐怖が臨場感ある描写を持って描かれている。

  • ブレネックス

    2.0

    劇場で観ないと価値半減

    記念すべきセンサラウンド方式第一弾映画。 ストーリィよりも体感音響をフィーチャーしているので、センサラウンド対応映画館で観ないと本来の価値が失われてしまう。 まぁそれを抜きにしても、この頃のパニック映画としてはあまり好きなほうではない。

  • km1********

    4.0

    体感を楽しむ劇場向けシネマ

    正月映画として登場した『大地震』は、メイン館(今は跡地にシャンテ)の有楽座で観ました。日本初上陸のセンサラウンド方式上映が話題先行、こればっかりはもろ大劇場向けで、大地震を体感する映画でした。開巻20分くらいの余震シーンでまず慣らし運転的にシステムが作動、ちょっとドキドキしたのを覚えてます。さらに25分後くらいでいよいよ本震で、キタッ~。ざっと7分くらい座席が大音響の仕組みで揺れまくり。DVDだと、エレベーター落下シーンで一旦静まり再度また揺れます。多感な少年だったのでこれ目当てだったからもうびっくり大満足でした。やがて数年後、センサラウンド無しでのリバイバル上映があり、再観しましたが、物足りなさは仕方ないか。でも、当時の技術や音楽も良いことがあとからわかりましたけどね。初回日本上映時は、12月公開でゴールデンウィークまでロングランでしたね。大阪に行った時、難波の当時の大劇場、南街劇場(跡地にTOHOシネマズ)で観たら、こっちのほうがなぜか音響全体デカかった!ずっとあとからわかったことだけど、有楽座上映時、同じビル内で主役張ってた山田五十鈴さんから△▲があり、有楽座側が少し下げたらしい~。南街劇場で観た時、3月ながら立ち見だったのでやはり長いヒットになったんですね。センサラウンドは、これを機に、戦争映画『ミッドウェイ』など三本使われたけど、やはり大地震が一番お似合いでした

  • カーティス

    4.0

    オーソドックスだけど楽しめる佳作

    70年代のパニック映画ラッシュのうちの一本。 話そのものはオーソドックスなパニック物なのですが、地震がおこるまでの日常描写にきっちり時間をかけて丁寧にキャラづけを行っているので、物語に入り込みやすかったです。 この映画の最大の売りは、なんといっても大規模な破壊描写。ミニチュアやセットやマット絵を駆使した前時代的なものですが、今見ても迫力があります。TVのちっこい画面ではなく、劇場のどでかい画面で楽しみたかったなぁ… 後半で何人かの主要人物の描写が疎かになっていたり、地震という題材の関係上、事態の明確な収拾がつけられない等の気になる点はあるものの、今見ても楽しめる作品です

  • gag********

    4.0

    劇場で観たかった

    冒頭のスチュアート(チャールトン・ヘストン)の奥さんのキャラが可笑い。 コメディ部分もあるのかなと思ったけど、それ以降は特になかった(笑) 災害による映像がなかなか見応えあった。CGに頼らずこのクオリティは驚き。

  • 一人旅

    3.0

    70年代パニックムービー

    大地震がロサンゼルスを襲うパニック映画。 人々が地震から逃げ惑うシーンや、高層ビルからの脱出シーン等なかなか迫力がある。 多少の作り物、セット感は否めないけど、今観ても十分楽しめる出来だった。 チャールトン・ヘストンとエヴァ・ガードナーの豪華共演にも注目。

  • 函館タクシー函館帝産バス

    4.0

    公開当時はパニック超大作!

    公開当時、『センサラウンド方式』という特殊な音響装置が話題になった 劇場では映画の冒頭に次のような字幕と音声が入る 「ご注意!」 「この映画はセンサラウンド方式という画期的な音響装置で上映されます この方式により、映画の場面と同じ振動を感じることができます これは空気を伝わる音波が起こすもので 劇場や座席を物理的に動かすものではありませんので、 観客の皆様には、一切危険はありません 上映劇場では、観客の皆様が、いかなる精神的肉体的反応を示されても それについての全ての責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください」 こんなコメントを『大地震』本編が始まる前に聞いて、 観客は皆、ドキドキ 自分の体の心配をしながら映画を観ますので、非常に緊迫感がありました さて、映画の内容は・・・ チャールトン・ヘストンはカッコ良かった 浮気相手の未亡人、小柄なジュヌヴィエーヴ・ビジョルドも可愛かった ジョン・ウイリアムスの楽曲も私は好きで、サウンドトラック盤も持っています 当時はラストのダムの決壊シーンも迫力あった ・・・今、DVDで観直してみると、なんか陳腐さが目立ちますが 当時は、パニック超大作でした ポスターも手が込んでいた ほんとにDVDの手抜き表紙には笑っちゃいますね

  • ろここ

    3.0

    ただ楽しかったあの頃

    普通に洋画や邦画を観始めた小学生の頃。仲良しの友達と観に行った楽しい想い出。 確か、お正月映画の目玉だったな・・。 『大地震』映画の中で地震が起きると、劇場も一緒に揺れる!! ちょっとしたアトラクション気分♪ワクワクしながら好奇心いっぱいで観に行ったのでした。 時は、パニック映画全盛期。 本当だった~!地震のシーンになると劇場も「ゴォォォォォ~!」と地響きと共に揺れていたのだ! タネあかしをすると・・立体音響設備とやらで、音の振動で揺れるのだけど。 半端じゃない出力だったのではないかと推測されます(笑) ただ、ストーリーはあってないようなものだった気がする。地震のシーンしか記憶にない・・。 都市に大地震が起きて、ビルや建物が崩壊し人々が逃げ惑うパニックムービー。 『ポセイドン・アドベンチャー』の様に、人間ドラマが描かれていたわけでもなかったと思う。 ただ、ただ、迫力の映像と音響。残念ながらそれだけです。でも、最高のお正月映画。 映画が、もの凄くエンターティメントだった時代。 観た後に話題になったのは、観ている時に本当に地震が起きても気付かないよねぇ。 「うわぁ!凄い迫力だぁ~!」そう思うだけで(笑)これで盛り上がったっけ・・。 何でも笑っていられたあの時代。平和だったんだろうなぁ・・つくづくそう思う。 今の時代には、あまりにも不釣合いすぎて不謹慎だと言われてしまいそうですね。 悲しいことに私達は、地震の怖さや悲惨さを知りすぎているから。 私の住んでいる地域にも、近い将来大きな地震が起きると言われています。南海大震災。 もういつ起きても不思議はないらしい。その時が来たら・・願わくば皆が無事でいられますように・・・ 今は、そう祈るしかないな・・。 でも!現実は現実。映画は映画。楽しまなきゃソンですよ♪ 但し、この映画はDVDで鑑賞しても面白くないです。絶対に・・・ 余談ですが・・・ この時、階下では百恵ちやんの『伊豆の踊り子』を上映していて、後日そっちを観に行ったら・・ 観ている最中にも上階から、かすかな地響きが・・・迷惑きわまりないったらありゃしない!(笑)

  • le_********

    5.0

    ネタバレCGなんかクソ喰らえ!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ab1********

    4.0

    画期的だったセンサラウンド方式

    映画の内容がどうのこうのという以前の問題で、この映画の紹介画面、なんとかしてもらえないものでしょうか? チャールトンヘストンとエバガードナーがぼけっとつったているだけの画面。こんな画面、公開時のポスター、パンフレットどこでも見たことありません。 もしかしてアメリカで発売のDVDの表紙?? まあ無料サイトなのであまり文句は言えたものではありませんが・・・ たまに出てくるDVDボックスの写真よりはましかもしれませんが・・・ と、前置きが長くなりましたが、この映画は映画史上に残る画期的作品です。 他の方も触れられているのですが、この映画には「センサラウンド方式」と呼ばれる画期的な装置が劇場に設置され、強い低周波を発生することにより地震の臨場感を醸し出していました。この「センサラウンド方式」はその後、「ミッドウエイ」でも戦闘場面で使われ、なかなかの迫力でした。 まあ巨大なスピーカーのようなものを劇場に設置するわけですからその手間や大変なものであり、結局この2作だけで後は使われなかったと思います。 映画の出来は確かにいま一つだったと思いますが、この映画は映画史に残る作品なのです。

  • ごぉ

    3.0

    悪状況下ストレスを強いられた人がとる行動

    だいぶ昔に観た記憶が残っている。印象に残っていたのは、大地震の最中、酔っ払いがバー・カウンターに座っているだけで生き残ったこと。自然の脅威を前にすると人間は本当に無力。この規模の大地震が起きてしまえば、おそらく生き延びるために試行錯誤どころか、行ったり来たりするだろうが、生きるか死ぬかは、誰が決めるわけでもない。高層ビルから落ちていったり、建物の大きな破片が降りかかってきたりして死に至る人たちを見て、幼心にも「この人たちだって、主演のチャールトン・ヘストンみたいに、危険から身を守ろうと、他者を救い出そうと、一生懸命だったろうに」と切なく思ったものである。 もしこの大地震のようなクライシスな場面に遭遇したならば、「おれはどうすればよいのか?」というイメージを脳裏にこびりつけてくれたこの映画。 現在、パニック映画は、ローランド・エメリッヒに受け継がれたのだろうか、「デイ・アフター・トゥモロー」や「2012」などの代表作があるが、この映画「大地震」は、(今現在でフェアに比較してみることなんてできないかもしれないが)この2作品を上回っている。災害描写というものは、「いかにリアルに描写すればいいというものではない」ということを、この映画を観て感じる。(災害ではないが、インデペンデンス・デイはいい映画でしたよ)いや災害の描写だけでなくて、今の映画はCG(コンピュータグラフィックス)全盛。悪いことではないし、技術は上手く利用すればいいだけのツールである。「正確に表現しようと心がける」ことが、「相手の心に響く作品にできあがる」こととは違うことだけをわかっていてほしい。今更ながら「実写作品」を観ていくと、昔じみた滑稽さを感じるのではなく、のめり込んで観てしまうことが多い。 さてこの映画「大地震」を今回観返すと、「酔っ払い」ほど強く印象に残らなかったが、 ?不倫する男女とそれを取り巻く周りの心の動きや ?立ち位置や状況の変化における人間の心情の変化、 ?悪化した状況下での人間の行動心理、 などの描写が散りばめられていたのだな、と再確認。特に子供の頃には「ストレスがかかる悪化した状況」なんて経験したことがないものだから、人が見ていなければレジから金を盗もうとするし、自分が助かるためだったら人を押しのけるし、そういった行動をする人間を、映画を通して見るのが、子供心に大変参考になった記憶がある。子供の頃に観た映画は、印象に強く残り、教訓を与えてくれるものが多いが、この映画「大地震」を観返すと、この映画から「本当にいろんなものを受け取っていたんだな」、と感慨深い。 映画の始まり上空からの撮影が美しく、これらの風景がいかに「大地震」によって惨状に変化してしまうのか、イメージを膨らませる映像がとてもよい。 大人になったからそういったことに自然に気づくのではなく、子供であっても感じているのだが、感じたことを上手く表現できないだけなのである。

  • jas********

    2.0

    渋いパニック映画☆2.0

    実際に起きたロス地震をベースに製作されたパニック映画。 作りは「タワーリング・インフェルノ」や 「ポセイドン・アドベンチャー」などとほぼ同じですが、 本作のスケールは全てにおいて大幅にダウンしています。 CGのないこの時代で大地震の様子を表現するのは、 ちょっと難しかったのかもしれません。 制作費の問題もあるとは思いますが。 ドラマのほうは決して悪くはないんですけど、 何せ広い地域で起こっている状況のうえに、 登場人物が多数出てくるので、 今ひとつまとまりに欠ける印象を覚えました。 こちらもビルや船といった 限られたスペースの中ではないので、 難しい部分があったのかも。 ラストも、う~ん、やっぱり今ひとつかな。

  • tip********

    4.0

    映画館で見ないと味わえない事が

    この映画は公開時「センサラウンド」という音響効果で見せるという事が話題になりましたね。 今、この時期に地震の事を扱った映画の話をするのもちょっと気が引けますが、映画の中の「地震」を観客にも「体験」してもらうという触れ込みだったと思います。 ストーリーは単純でロスに大地震が起こり、群像劇、主役の活躍などがありますが、 以前、テレビで再放映されていましたが、カットされていたり、その音響効果を体験出来ないのでちょっと魅力は減るかも。 ま、映像はビルのセットを組んで、そこから人が落下していくという中々迫力のある映像(しかもCGでは無い、プラスその落下していく演技をやった人が後に監督か何かになっているというおまけ付き) があります。言い古された言葉ですが、「映画は映画館で」ですね。

  • ser********

    3.0

    大、がつくと桶屋が儲かった時代

     最近はとかく情報が多種多様なためか、題名だけで映画館に行く機会がめっきり減った。年をとったせいかもしれないけど、今では横文字羅列の映画なんか、雑誌やネットでの情報なしでは見る気もしない。  でもかつては、街角にかかる妖しげな一枚の建看板やポスターの衝撃的なタイトルなんかで、安易に映画館に入っては喜んだり残念がったりすしていた。あのガチャポンの何が出てくるか分からない中身的面白さは今ではもう昭和というアナログ時代の記憶とともに忘れ去られた遺物みたいなものか。  それにしてもかつての映画宣伝マンはとかく上手い邦題をつけたもんです。以前書いた「昼下がりの情事」なんてその好例。はたまた故・淀川先生が名づけた「駅馬車」なんか未だにたった三文字で映画の粋を極めた名邦題です。  とはいえ、もちろん安易につけた映画も多々あり。たとえば全然前作と関係ないのに「続」という文字をつけた某マカロニ・ウエスタンとか、何でも《大》という名前をつければOK牧場、みたいな映画が氾濫したり(笑)。でもそんな時代だからこそ我々は、  《一体どんな映画が飛び出してくるのか!?》  なんて一生懸命映画館のスクリーンやテレビに齧りついたもんです。  そこでこの映画。まさに大、がついた「大地震」。原題はそのままアースクエイク=地震です。だがただの地震じゃ迫力がない、ってな事でいつもの常套手段、大をつけたらこれまた大当たり(笑)。この手法は70年代以前にもあったんだけど、なんといっても「大空港」が始まり。あれも原題はエアポート=空港だもんね。そのままの題名だったらテレサ・テンの歌みたいにメロドラマっぽくなったのは確実。でも大、がつくと大盛り以上のてんこ盛りが出てきそうな想像をしてしまう、そんな私達の心理を見事についた作戦。いやあ、センスあるなあ(笑)。    実際、映画は大都市を巨大地震が襲う、というパニック映画ブームの真っ只中の映画らしい迫力だが、今見ると全然たいした事ない。だが、当時は映画館では実際に今のドルビーシステムの手法で劇場を振動させて度肝を抜いた。とりあえず今もDVDで見る分には、家にシステムがあれば臨場感も楽しめる事請け合いだけど、モノラルテレビならもう迫力は半減しまくり。今の映画ファンから見れば金返せ!の一本になるのは確実!(え、当時もそうだった?ま、細かい事は抜き抜き)。  とは申せ、かつてそんな大、でそそられた私にとってみればこの映画も今では愛すべき映画。ドラマ部分の生温さにも関わらず、やっぱり当時の手作り的特撮には不思議と感動します。そう、手作り!(この言葉にも私は弱い!)何でもコンピュータ、というコンビニ弁当時代の味気なさに比べたら、あの特撮は当時、本当にスゴかった!一応大、がついてオトクって感じの映画であった事は間違いない。  さて今の時代、このテの映画が出来たらまず大、ではなくてチョーなんだろうなあ(笑)。北海道人なら《なまら》ってとこか(笑)。最近はこーいう三文字や二文字で勝負する映画がないのが実に惜しい。私はこのテの映画にさんざんダマされ、とかく楽しませてもらった世代のせいか、未だに大、なんて言葉に反応してしまう。  ちなみに文献で《大》のつく邦題の洋画を調べてみると、  大脱走、大空港、大砂塵、大西部への道、大平原、大逆転、大本命、大脱獄、大運河、大盗賊、大沈没、大火災、大将軍、大進撃、大侵略、大捜査、大海賊・・・等々、あるわあるわ(笑)。  大、がつくだけでなんかすごく面白そうな感じがしてきたでしょう?これこそ映画の醍醐味だったのだ(笑)。  

  • mas********

    4.0

    70年代パニック映画祭り③

    70年代パニック映画で最も活躍した俳優といえば、ジョージ・ケネディとチャールトン・ヘストンでしょうね。尤もケネディは4本の「エアポート」シリーズで同じジョー・パトローニという役を演じ続けていました。そう考えると「エアポート’75」、「パニック・イン・スタジアム」、「原子力潜水艦浮上せず」、そして本作といずれも違う役を精力的に引き受けたヘストンこそ70年代のパニック王ということになりますか。 今日のお題目は「大地震」です。 マグニチュード10の直下型地震がL.A.を直撃。高層ビルは全て倒壊し、ハイウェイも崩れ落ちる。地面には無数の地割れが走り、膨大な水量のダムが遂に決壊する。 この映画の見所は何と言っても臨場感溢れる大地震のシーン。すべてを瓦礫と化すこの場面、何と8分以上も揺れっぱなし!今と違ってさほど特撮技術が優れていた時代ではなく、あからさまにミニチュアや背景画を駆使したチャチな技法なのですが、それでもこの迫力はなかなか凄い! 壊滅的大地震がロスを襲うのは上映開始約1時間後。でもそれまでに主な登場人物が置かれている状況と、大地震の不気味な前触れを織り込んでいく方法は見ていて飽きさせません。 お気レビ様も書かれていますが、本作の人間ドラマ、全く「大空港」の2番煎じです。ヘストン演じる逞しい建築技師スチュワートは、務める建設会社の社長の娘を嫁にもらっている。この嫁を演じるのが大女優エヴァ・ガードナー。昔は演技派のセクシー女優ということで鳴らしていましたが、後年の作品は性悪金持ち夫人役ばかりというある意味可哀そうな女優さん。全盛期とはまるで違う、デップリとした巨体。余談ですがやはり後年のエリザベス・テイラーと共演した米ソ合作映画「青い鳥」なんて、デップリした丸太のような2大女優の競演、ある意味凄い迫力でした(笑)。本作でも存分にワガママで見栄っ張りの強欲悪妻ぶりを熱演。 しかしヘストン叔父様もさるもの、こちらも若き未亡人ジュヌビエーブ・ビジョルドとルンルンの浮気中(爆)。まあ鬼の様な形相で悪態をつくガードナーと若く愛らしいビジョルドと比べれば男がどちらに靡くかは誰の目にも明らか。 そう、この映画もまた倦怠期夫婦のメロドラマが主体におかれちゃったわけなのです。 パニックヒーローのヘストン叔父様ではありますが、正直彼が演じてきた役って結構微妙なんですよね。「原子力潜水艦浮上せず」では大して活躍しない艦長だし、「パニック・イン・スタジアム」でも最後にちょっとカッコいいとこ見せるだけ。ハッキリいってこの2作ではデビッド・キャラダインとジョン・カサベテスに見せ場を持っていかれちゃってます。正真正銘カッコいいのは「エアポート’75」くらいじゃないかな。 本作に関してもヒーロー役としては、ジョージ・ケネディ演じる警官ルーに一歩譲った感じ。「エアポート」シリーズのパトローニ役と本作のルー役でケネディはそれまでの印象的な悪役のイメージから、強面でも実に頼りになるパニック映画の救世主としての地位を確立してしまいました。もしケネディが「タワーリング・インフェルノ」に出演していたら、もっと多くの人が助かっていたなどというジョークまで生まれたほど。 でもそれほどまでにケネディがカッコいいんですよ。生きることが不器用極まりない一人の男という感じがとにかくいい。瓦礫と化した街で仔犬を助け出し、あのデカイ図体で優しく胸に抱く仕草なんてジーンと来ちゃいます。 崩壊した街で生き埋めとなってしまった人々の救出活動と、話自体は単純明快。パニック映画は単純で解り易い話の方が好まれる。しかしこの映画では瓦礫と化した街という異常な光景により、秩序を失くした人々のぞっとするようなエピソードも取り入れていることに注目。マージョ・ゴートナーのいかれっぷりは心底怖いものを感じさせます。 そして衝撃のラストシーン、ヘストン叔父様は愛人ビジョルドより悪妻ガードナーを選び、彼女と共に濁流に呑まれていく。行動の前にビジョルドを見上げるヘストンの表情が絶妙。主役が死んでしまうという「ポセイドン・アドベンチャー」と同じ結末なんですが、このエンディングは内心上手くやったなぁと思うわけです。皆生き延びて、痴情のもつれみたいなドロドロとしたメロドラマ、誰が観たいか!最後に“良き夫”として死んでいったヘストンの姿だから、観客はカッコいい叔父様のイメージを貫くことができる。 これまた余談ですが、最後のこのシーンをパクっただけのトホホな我が国の作品に「地震列島」というのがあります。興味ある方は是非ご覧ください(笑)。 そういえば、酒場の酔っ払いでウォルター・マッソーが本名のマッチャンスキヤネンみたいな名前で出演していました(笑)

  • yat********

    3.0

    幾つかあるヘストンのパニックものの一本

     パニックムービーの基礎を築いたのはたぶん「大空港」だったと思います。それまでにあったグランドホテル形式と言われる手法と、大事故大災害を一つにまとめて、災害ものの幅を広げ、ドラマトしてみせる。それが「ポセイドンアドベンチャー」で見事に花開いていきました。  やっぱりパニックが起きると、アメリカの人はこの方に頼りたくなるんでしょうか、チャールトン・ヘストン氏はこのころいくつかのディザスタームービーに出演しておられます。そんな中の一本がこれ。  この映画で最も印象に残ってるのは、ラスト。ヘストンが奥さんのエバーガードナーを追って激流の中に飛び込むところです。  大空港では、ディーン・マーチン扮する機長さんは、心配して待っててくれた奥さんではなく浮気相手のジャクリーン・ビセットのほうについていくのですが、こっちは、いい仲になりかけてたジュヌビエーブ・ビュジョルドさんを追いかけるのではなく、たとえいろんなよもやまがあったとしても、長年連れ添った奥さんをほおってはおけないと、あの激流に飛び込んでいく。  ここになんだかものすごくカッコよさを感じてしまいました。さすがチャールトンヘストンを使っただけのことはあります。  確か、日頃うだつの上がらなかったスーパーの店員さんが州兵かなんかでいきなり常軌を逸するほどに威張りだすところとかが結構怖かったように記憶してます。そんな州兵という仕組みなんかを確かこの映画で初めて知った記憶があリます。  センサラウンド効果というのが有名な映画でしたが、当時はなんにでもびっくり出来てた少年だったのですごい感動してたんですが、今思い出してみるとただお尻がこそばゆくやたらうるさいだけだったようなそんなことを懐かしく思い出させてくれる、そんな一本でした。  特撮はすごかったです!!!

  • ta9********

    4.0

    コレも名作ですね!いい時代でした。

    パニック映画といえばチャールトンヘストンです。「エアポート75」「パニックインスタジアム」そして本作、さらには「猿の惑星」にまで主演してるとは・・・。しかしCGがないのにこのクオリティー。頭が下がります(笑)。

  • syu********

    4.0

    米加州で30年以内に百%近い確率で大地震

    米地質調査所は14日、米カリフォルニア州では30年以内に100%近い確率で大地震が起きるとの予測を発表した。 地震の規模別ではマグニチュード(M)6・7以上が99・7%、M7以上が94%で、M7・5以上も46%。個別の断層でなく、州全体にわたる確率の分析は初めてという。発生確率が最も高いのは同州を縦断するサンアンドレアス断層の南部。これを反映して、発生確率も州南部の方が北部より高く、特にM7・5以上になると、南部(37%)が北部(15%)の2倍を超えた。M6・7は、1994年に高速道路の崩壊など大被害をもたらしたノースリッジ地震の規模。 【ワシントン=増満浩志】最終更新:4月15日10時39分 オールスターパニック映画華やかなりし時代の一編。実際に起こったロサンゼルス大地震にヒントを得て製作された74年作品。1970年代のパニック映画ブームを代表する作品の一つである。映画の第一の呼び物は、 "センサラウンド" という地震を疑似体験できる音響効果で、公開当時は大変な評判となり、アカデミー音響賞も受賞するに到った。サラウンドとは別。当時は通常4チャンネルだったサウンドトラックに、特殊効果音専用のコントロール・トラックを加え、専用スピーカーで低周波の音波を発生させて、観客が地震のような振動を体感できるというもので、実際に観客席そのものを振動させるわけではない。「観客の興味は、いつ、どのように地震が起きるか? で、その地震のシーンは結構見応えあった」「とにかく長い。10分間くらい揺れ続けてる。 脚本は映画『ゴッドファーザー』(1972)の原作者で脚本も手がけたマリオ・プーゾ、

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