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女性に関する十二章 (1954)

監督
市川崑
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3.60 / 評価:5件

ナレーションがユニークな結婚コメディ

  • おーるどぼーい さん
  • 2008年7月15日 22時35分
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    • 総合評価
    • ★★★★★

若い男女の結婚をめぐる騒動を描いたコメディ。原作はエッセイなのでかなり脚色したのだろう。銀行員の小平太(小泉博)は9年間付き合った恋人のミナ子(津島惠子)と結婚を決意、だがミナ子は、バレリーナの夢と結婚の狭間に悩み…。

基本的に、最後にはゴールインする2人のすったもんだを描いた正統派コメディであるが、所々、市川監督らしいドライな感覚も見え隠れする(ミナ子がバレリーナとして成功しそうになったら身を引こうとする小平太、ミナ子も小平太が知らない女と結婚するよりは、と友人の千栄里(有馬稲子)を紹介したり)。また結婚式当日になってミナ子をつれて式場から逃げ出す小平太が、「卒業」(むしろ「或る夜の出来事」かな)らしくて、ニヤリとする(有馬さん、お気の毒)。

共演陣が充実。キザな音楽評論家の上原謙、好々爺然とした父・徳川無声、小平太にしきりに見合いを勧める口うるさい母・三好栄子、興信所員のふりして小平太の身上調査をする場面が可笑しい有馬稲子などなど…。そしてナレーションを担当する伊藤整(原作者)がユニークで、随所で教訓めいたことを喋ったり、登場人物と会話したりするのだが、最後には小平太に「うるさい!」とどなられてしまう(この茶目っ気のある笑いも良いです)。

フィルム飛びが目立ったのが残念でした(この時代の映画にはよくありますが)。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • ロマンチック
  • コミカル
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