人間魚雷回天
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(11件)


  • sup********

    4.0

    ネタバレ考えさせられる

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • じぇろにも

    3.0

    先輩

    海軍予備学生出身

  • spg********

    4.0

    死なない絶対の方法は生まれないことだ

    日本海軍の特攻兵器魚雷「回天」の乗員たちが出撃するまでの過程と心の葛藤を描いた戦争群像劇 敗戦濃厚の切迫した戦況で生み出された回天を含む特攻兵器 搭乗員は志願兵が多かったと聞いているが、大部分は下士官や学徒兵などの若者で本当に自らの意志で志願したのか疑問が残る 搭乗員になるとそれは死刑宣告と同じ 回天の能力が心許なく訓練中に殉職していく仲間もいる 国や家族を守る為といいながらも当然葛藤し疑念や後悔・逡巡が出てくるだろう しかしそれを態度に出せば軍内では懲罰、世間でも非国民と呼ばれ非難される時代 「死なない絶対の方法は生まれないことだ」と書かせ、未来について語れない若者を二度と作ってはならない

  • c45********

    5.0

    大海原を舞う、白い無数の平和への伝書鳩

    いつも利用する図書館のひとつ、二宮町図書館で「傑作」で検索したところ、ヒットしました。(新東宝名画傑作選) ゼロ戦の特攻隊はよく知られていると思います。このお話は空ではなく、海の特攻隊のお話です。この映画を見て、自分も人間魚雷回天の存在を知りました。 この作品に登場した若者たちは、一体何のために生まれてきたのか。命を授けられた意味、意義を見出すことができない。それが一番強く感じたことです。 未来を語ることも、自分の生命を見つめることも、できない。通常なら、自分の生命のエネルギーになるそうした行為が、全く必要ない状態におかれます。 戦争は、若者達の生命を二度奪いました。 まず、入隊後、人間性を抹殺されます。人間性など戦争には必要ない、ないほうが都合がいいという理由により、若者の人間性を奪うのです。 そして、実戦で、命を落とす。 二度、殺されたのです。 回天を載せた船は、出撃した後、方針が変わり、それがまた変わる・・・。 回天に乗る者たちは、極度の異常な緊張状態の中、右から左、左から右へ精神状態は大きく振られます。普通なら、気がおかしくなると思いました。 恋人同士の玉井少尉と早智子は、残されたわずかな生命の時間を使い、空想の世界に遊びます。 それは、実現は不可能な夢のようなものではなく、誰でも容易に実現できる内容のものです。そんなものでも、二人には実現できない、夢のようなものだった・・・ このシーンは、悲しくなりました。 恋人と別れた後の早智子のとった行動、そのシーン、ショッキングでした。 当時は、本当によくあったのだとしたら、本当に悲劇です。 多分、よくあったことなのでしょう。 ラスト、高ぶる波の海を背景に、この作品のメッセージがはっきりと示されます。 (今、現代の映画をみても、メッセージが文章で表示される映画ってあまりないですよね。自分は見た記憶がないです。) そう、スクリーンにはっきりと映し出されます。 難しい文章でしたが、 「この世が平和になることを、切に願う そのためにこの映画を残します」 そうした内容でした。

  • tet********

    5.0

    慟哭。

    特攻隊員はもとより、彼らをとりまく人々の心理描写がリアル。 自分の命を犠牲にする意義は何か。何のための生だったのか。 映画の中の若者の心の葛藤は、また観る者の心の葛藤をよびさます。 特攻を目の前にした若者たちが描くささやかな憧憬に、慟哭。

  • jig********

    3.0

    特攻の裏側とむなしさを知る

    タイトルの示す通り 回天と言う名の人間魚雷が題材の作品ですが、 以前、広島の大和ミュージアムに行った時に 実物(原寸大模型?)を見ました。 潜水艦というには小さすぎ、 大きい魚雷という感じの回天でしたが作品を見ると、 速度計もついていないというおそまつな作り。 ハンドルをくるくる回転させて 操作していたところを見ると 舵の微調整なども手動で行っていた模様。 戦闘訓練で死亡する人数知れず こんなおそまつな装備では実戦で戦えないだろうと 思うのですが、 回天に乗り込む男達の中には 気合と根性でカバーだと言わんばかりの人がいて、 しかも御国の為に死ぬと普通に言う姿がなんとも悲しい。 時代とはいえ、死を正当化する考えが普通になっている 環境が恐いです。 ただ、中には「俺は正直恐い、死にたくない」と 言っている人が居て実際口には出さなくとも そういう考えを持っていた人はいたのかなと思いました。 万策尽きた日本が採った特攻という手法、 今後このような策が採用されることがないことを祈りたい。

  • bon********

    5.0

    人間魚雷を知りませんでした

    この作品を見るまでは、人間魚雷の存在すら知りませんでした。 不謹慎かも知れませんが、タイトルを見た時も意味が分からず、人間魚雷って何?という気持ちで鑑賞をスタートさせました。 このようなことを本当にしていたのかと思うと、何と表現したらよいのか難しいのですが、やりきれないというか、今の自分は何なのだろうか、何をやっているのだろうか…と考えさせられました。 鑑賞後に回天について調べると、靖国神社の遊就館に人間魚雷があるということで実物を見てきました。 人間魚雷を知らない方は是非この作品を見ていただきたいです。 余談ですが、若き日の宇津井健さんがご出演なさっています。

  • syu********

    3.0

    静かに淡々と若者たちの命が散っていく

    新東宝のみならず日本の戦争映画史上に残る名作中の名作。決して声高に反戦のメッセージを叫ぶことなく、静かに淡々と若者たちの命が散っていく群像悲劇が、仏教的無常観をもって描かれていく素晴らしさ。観る者の予想を大きく裏切るラストの衝撃は、凡百の反戦映画を凌駕するものがある。監督は海軍出身で僧侶でもある松林宗恵。オールタイム・ベストの一つ。「戦争映画の最高傑作」の呼び声もある。回天特別攻撃隊員津村敏行の手記を、「若者よ! 恋をしろ」の須崎勝彌が脚色したもので「慈悲心鳥」の松林宗恵、西垣六郎が夫々監督、撮影に当っている。

  • makimaki

    5.0

    若者たちの真実を

    戦後10年しか経っていない1955年の作品です。 なので、より当時の方に近い雰囲気だったり、 言い回しなのかもしれません。 海中でのシーンなど、模型が明らかに模型で、シュールな感じなのですが、 そんなこと気にならないくらい、作品は秀作でした。 20歳前後の若者が、あんなものに乗せられて、死んでいかなければ行けない時代。 お国の為に。。愛する者のために。。と死んでいった彼等ですが、 生きたいと思う気持ち、それぞれの葛藤がこの映画にも描かれています。 出撃のシーン、潜水艦内のシーンなど、リアルに描かれていて、 緊張が伝わってきます。 回天に乗り出撃していくシーンは、 切なくて切なくて苦しくて、どうしようもなかったです。 見終わった後もいろいろ頭の中がぐるぐるで、涙が止まりませんでした。 私達は、たった60数年前にあった事実を知っていなければいけないと思いました。

  • tak********

    3.0

    悲しすぎる真実

    回天、悲しすぎる最新兵器。出来れば使わずにいてほしかった。

  • tai********

    4.0

    職人監督がとっただけに 見せる

    はじめは なんとなく 退屈そうな映画だったが だんだんと 興味引かれていく内容 特撮のしょぼさが 売りかもしれない  ^^

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