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銀座の女 (1955)

監督
吉村公三郎
  • みたいムービー 1
  • みたログ 6

3.50 / 評価:4件

あの署長が頭脳明晰だとは…

  • bakeneko さん
  • 2020年3月5日 8時19分
  • 閲覧数 153
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

銀座の置屋の女将(轟夕起子)の下で働く様々な芸者たちの人間模様を綴って行く“置屋群像劇”で、「赤線地帯」、「晩菊」、「流れる」でも活写されていた芸者たちの気風と人生が語られてゆきます。

ミス芸者のNo.3に選ばれたことが誇りの千葉の漁師の娘:乙羽信子、子供を静岡に預けているシングルマザーの藤間紫、嘗ての旦那への愛情が経ち切れない南寿美子、芸者を卒業してバーのマダムになった日高澄子、そこで働くウエイトレスの北原三枝、福島から上京したての島田文子…らの様々な願いと愛情が語られる―“芸者人生スクランブルもの”で、男優陣には、ドライな学生:長谷部健、パトロンのドラ息子:宍戸錠、佃島の診療所の医者:金子信雄、警察署長:殿山泰司、部下:阿部徹…らが扮しています(特別出演は飯田蝶子、猫は三毛ちゃんが頑張っています)。
終盤に“まさかの推理劇”に転調して観客を驚かせる展開の作品で、それまでいつものボンクラ署長役と思っていた殿山泰司が珍しく頭脳の冴えを見せて大団円となります。

轟夕起子を中心とした芸者たちの苦難を次々に描いてゆく作品ですが、観終わってみれば女性のバイタリティ賛歌の爽快感が晴れやかな映画で、当時の銀座界隈の様子も映し出されていますよ!

ねたばれ?
“水爆映画特集”って、一体何を上映していたんだろう?

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