ここから本文です

姉妹 (1955)

監督
家城巳代治
  • みたいムービー 1
  • みたログ 44

3.75 / 評価:12件

ふたりの声が重なって

  • bakeneko さん
  • 2010年3月8日 17時01分
  • 閲覧数 417
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

まだ貧困が溢れていた時代の戦後の日本の地方市と山村の発電所村を舞台に、性格の異なる純粋な姉妹が出会う様々な事件と人々を通して、厳しい社会とそれでも正しい姿勢を矜持する“汚れなき”乙女の真心を見据えた、“ヒューマニズムドラマ&社会劇”の傑作であります。

いつも“こんな傑作がソフト化されていない!”と文句を言っているのですが、独立プロ製作である本映画のDVDが出ているのにはちょっと驚きました(業者さん偉い!)。
畔柳二美の小説の映画化で、青春に輝く無垢な姉妹の目を通した“様々な庶民の人々の哀歓”を散文的日誌的に綴っていきながら、“社会の矛盾”と“人間の本質”を提示していきます。そして、多くの“どうしようもない現実”を見せながらも、“それでもなお前に進んでいく”若さを見せて、明朗な邁進感の爽やかさが全編を貫いている映画でもあります。
おっとり型で内向的な姉を野添ひとみ、快活でドライだけれど正義感の強い妹を中原ひとみが、それぞれとびきり魅力的に演じていますし、望月優子、多々良純らの助演も、血の通った人物像を見事に創り上げています。
そして、美しい合唱が流れるのも本作の魅力で、“ホフマンの舟歌”や“トロイカ”“蛍の光”等は聴きものであります。

少し昔の御話ですが、しっかりとした人間観察に基づいた真摯な庶民ドラマの傑作であります(ふたりの純な美少女ぶりを見るだけで元は採れます!)。

ねたばれ?
1、 何故ヘビの感触と...。
2、 この映画の役の上では野添ひとみが姉ですが、実際は中原ひとみの方が年上であります。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 楽しい
  • 悲しい
  • ファンタジー
  • スペクタクル
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 勇敢
  • 知的
  • 絶望的
  • 切ない
  • セクシー
  • かわいい
  • かっこいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ