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右門捕物帖 献上博多人形

mal********

2.0

悪党の頭を扇子で叩くむっつり右門です。

1955年に公開された「右門捕物帳」シリーズの一編です。 資料を調べてみると、この映画シリーズは全部で36作のシリーズを生みだしたヒットシリーズのようですし、記憶に間違いがなければテレビドラマ化されてた気もします。 本作の主人公のむっつり右門(嵐寛寿郎)は本来は江戸を中心に活躍する役人ですが、今回は松平伊豆守(大河内傳次郎)の暗殺阻止のため博多に来て活躍します。ですが、なにせむっつり右門ですから、何を考えてるのかわからない表情で推理&行動するので活気がありません。 悪党が刀で襲ってきても、扇子で相手の頭や手をはたいて対抗する振る舞いは、当時としては華麗だったのかもしれんませんが、いま観るとそんな右門にやられる相手もどうなのって思います。 また、脇役のおしゃべり伝六(坊屋三郎)、あばたの敬四郎(上田吉二郎)、ちょんぎれの松(木戸新太郎)等のシリーズではおなじみらしきやり取りも、これも時代の流れか正直言って笑えませんでした。なかでも右門の子分である伝六が窮地に落ちるたびに?旦那、なんとかして下さいよ~!?と大声で助けを求め、右門が?ん~~~っ?と押し黙ったままの推理する姿はしつこかったです。 まあ、いろいろ不満めいたことも書いてしまいましたが、良き時代の時代劇活劇でありますので、のんびり楽しむには良いかもしれませんね。

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