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33号車応答なし (1955)

監督
谷口千吉
  • みたいムービー 4
  • みたログ 21

3.75 / 評価:8件

加速装置!

  • bakeneko さん
  • 2011年7月27日 11時35分
  • 閲覧数 626
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

警察官の1日の様々な奮闘を描いた作品で、セミドキュメンタリー風の長閑な語り口から一気にサスペンスが加速する―緩急の差を付けた展開に手に汗握る“サスペンスアクション”の佳作であります。

警察官の若夫婦―池辺良&司葉子のアパートでの夫婦喧嘩から始まる作品で、出署してから出会う様々な小さな事件を、先輩の志村喬と共に捌いていく風景は、「警察日記」等の“人情警官もの”を連想させます。しかし、中盤からは殺伐とした大きな事件を追跡する展開にギアチェンジして、ラストの対決まで息つく間もない怒涛の驀進を見せてくれます。

平田昭彦&根岸明美の“現代の若者”演技も本格的ですが、友情出演の土屋嘉男&河内桃子のカップルが一番夫婦役の息が有っています。他にも、大村千吉、中北千枝子、塩沢とき、らの顔も見つける事が出来ますし、チョイ役ですが石橋蓮司は流石にこの頃から抜群の存在感を見せてくれます。

小道具の生かし方や物語の伏線の仕込み方等、良く練られた脚本に感心する作品で、良く動くカメラワークが映しだす“街の場景”も臨場感に満ちています。サイレンの音(まだ“ウ~ウ~”です!)も含めて、昔の日本&警察のお話ですが、“システムとしてきちんと整理されていない警察”に却って親しみを感じる一級のサスペンス映画であります。


ねたばれ?
(実験精神は認めるけれど)殴り合いアクションをハイスピードで撮ったシーンは、スラップスティックコメディみたい!

詳細評価

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