たそがれ酒場
たそがれ酒場
94分
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4.0点
所謂グランド・ホテル方式の作品です。この方式の映画、個人的にはお話がバラけてあまり好きではないのですが、この作品は演出もいいのか、キチンとまとまっています。登場人物・細かいエピソードはいっぱいありますが、柱となるお話を2つくらいに絞っているからだと思います。ラストもじんわり余韻を持たせてくれる。昭和の人々の人情も感じることができます。 懐かしい役者さんたちもたくさん出てきます。昭和30年の作品だからみんな若い若い。また、メニューに書いてある値段にも興味が湧きました。やきとり10円を筆頭に・・・ やきとり 10円 バタピー 10円 うに 30円 玉子 30円 ・・・ 高っ! ソーセージ40円 ・・・ ちょっと高いんちゃう? トンカツ 50円 うなぎ 50円 ・・・ 安っ! 天丼 70円 などなど でもこの時代、この価格でこんなもん食べてる人たちって贅沢なほうなんだと思います。
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