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夫婦善哉 (1955)

監督
豊田四郎
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4.31 / 評価:42件

ラブラブな二人☆熟男熟女やけど(^^

  • Kurosawapapa さん
  • 2014年3月10日 7時14分
  • 閲覧数 1176
  • 役立ち度 12
    • 総合評価
    • ★★★★★

1955年製作の本作によって生まれた流行語。
 「 頼りにしてまっせー! 」
但しこの映画では、女が男に言うのではなく、男が女に言う台詞。

妻子がありながら芸者の蝶子にぞっこん、
それが父親にバレ、勘当された放蕩ぼんぼんの柳吉(森繁久彌)。

そして、そんな柳吉に献身的な愛を傾ける芸者の蝶子(淡島千景)。

本作は、ダメ男と、そんな男に尽くす女の物語。

名優、森繁久彌 と 淡島千景、
そして巨匠・豊田四郎監督という、3本柱によって確立された名作。


柳吉(森繁久彌)は、
・駆け落ちしたくせに、実家の財産には未練がある
・仕事をしても、すぐ遊びたがる
・わがままで、すぐにいじける、、、、と、まるで子供。

ダメ男に扮した森繁久彌の演技は、秀逸です。
流石に戦後ナンバーワンの喜劇俳優。
本作は、森繁久彌の名声を不動にした作品でもあります。

一方、相手役の淡島千景は、
母親のような包容力があり、色っぽく、そしてチャーミング。

蝶子は怒ると、よくひっぱたくのですが、
こんな女性だったら、いくらひっぱたかれても許してしまいそう。

淡島千景は、コミカル・シーンも見事に演じ、コメディエンヌとしての魅力も開花させています。


恋騒動、お金の問題、病気など、様々なトラブルが起こりますが、
これといって深刻ではないので、終始、温和にストーリーは展開。

“笑い” も “涙” も、絵になる二人。


主人公は、根っからのダメ男。
しかし、ひとつだけブレないものを持っている。

それは、蝶子(淡島千景)に対する愛情。

この映画は、ダメ男と尽くす女の物語ですが、
実は、最高にピュアな “純愛モノ” にもなっている。

ただし、 “熟男熟女” の純愛(^^

食堂のテーブルの下で、足を絡ませ戯れたりするシーンは、
「 いい歳こいて、、、 」 と思ったりもしますが、
二人の名演に、見る側はくすぐられるように頬が弛む。


一杯に盛るより二杯に分けた方が沢山に見えると、
一人に二杯ずつ出してくれる善哉屋。

 “人の幸せ” も、そんなものかもしれない、、、

皆で小分けにした方が、きっと大きな幸せになるに違いない。

平凡ながらも、実に情緒豊かな作品。

善哉のように甘~く、
そして、心温まる名作です☆

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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