生きものの記録
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(40件)
- WXYは知ってても、それだけじゃ
4.0点
鬼気迫る中に滑稽さと温情を混ぜる。それを狂気で締める。
- yok********
5.0点
ベルリンの壁が崩壊する以前の冷戦時代では本当に核が怖かった。 今や日本は核以外で放射能の恐怖を背負ってしまったけど。 この映画が発するメッセージを忘れてはいけないのだと思った。
- cob********
5.0点
あれこれ言いません。黒澤のメッセージを体感していただきたいと思います、
- たまごロール
4.0点
評価が難しいですが名作です。 三船敏郎さん演じる主人公の滑稽としかいえない言動をなぜか笑い飛ばせないまま、とにかく不安と恐怖がずっしりと心に残ります。 とにかく観てよ。それだけです。
- dis********
5.0点
自分にとって傑作でした。 放射能を楽観視しようとする人の理屈に、主人公や歯科医のセリフでもって一つ一つ反論しつつも、 だからといって主人公が絶対正しいと結論づけるわけでもなく、主人公の考えの問題点も指摘していく誠実な展開に、非常に好感をもちました。 こういう思索の深さ、誠実さが黒澤映画の魅力ですよね~ 黒澤監督の作品「酔いどれ天使」のテーマは「理性的であれ」でしたが、 いきものの記録のテーマも同じではないでしょうか? 「外国に引っ越すなんて面倒くさい」「ブラジルでどんな不便や不幸が待ってるか分からない」「放射能のことよく分からないけど、多分大丈夫なんじゃない?」などなど、日本に住み続けたい気もちは確かに分かる。 でも、もし放射能が煙のような形をしていて、はっきり目に見えたら、おそらく放射能が届かない土地に必死で逃げようとするでしょう。 「一歩間違ったら危ないぞ!」「いまのうちに逃げろ!」と。 津波がきたら一目散に逃げるのと同じ。 頭のどこかで危険だと分かっていても、それを直視すると色々と面倒臭いことになるからと、目先の安穏さを優先してしまう愚かさ。 理性的になれば、全ては命あってのものなんだから、短期的には面倒だったり損することもあっても、長期的に見れば逃げるべきではないではないか。 かなりの確率で、放射能は致命的に危険なものなのだから。 仮に、もし結果的に放射能の危険はなかったとしても、現時点で危険である以上、逃げる行為は必要悪で、それは正しい判断だと。
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