ここから本文です

驟雨 (1956)

監督
成瀬巳喜男
  • みたいムービー 6
  • みたログ 58

4.28 / 評価:18件

5年目夫婦の機微(あきらめとも言う)

  • bakeneko さん
  • 2014年12月12日 7時25分
  • 閲覧数 814
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

岸田国士の戯曲『紙風船』『驟雨』『ぶらんこ』『屋上の庭園』『隣の花』『犬は鎖につなぐべからず』『かんしゃく玉』を一本の物語にして1950年代の世相を反映させて水木洋子が脚色し、成瀬巳喜男が監督した“夫婦&庶民生活ドラマ”の名作であります。

佐野周二&原節子の夫婦に、姪の香川京子、お隣さんに、小林桂樹&根岸明美 夫婦、近所の住民に長岡輝子、中北千枝子、出雲八重子、水の也清美、東郷晴子、会社の同僚に、加東大介 、堺左千夫、松尾文人…と芸達者な役者達が、絶妙に縒り合わされた名作戯曲を演じて、“昭和庶民の日常の小さな哀歓 ”を視せてくれる-“懐かしく幸福感溢れる” 作品で、そろそろ倦怠期の夫婦の機微&小さな町なかでの住民の様々なふれあいと諍いを高度成長期の日本を背景に活写しています。

「めし」と同様に女性視線での人間観察と心理描写が光る作品で、ヒロインの原節子の“ちょっと引っ込み思案&内気な”等身大の主婦と、佐野周二の“かなりズボラ&鷹揚な”主人の組み合わせに日本の夫婦像を観ることが出来ます。

90分の上映時間に複数の戯曲を上手く嵌め込んだ脚本が光る作品で、紙風船の場面では原節子の運動神経の良さも確認できますよ!

ねたばれ?
佐野周二が解説する“新婚夫の心理”は正鵠を射ています(そして、結婚式&新婚旅行について新妻って細かいことで良く怒るんだよね~)。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 楽しい
  • 悲しい
  • ファンタジー
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 勇敢
  • 知的
  • 切ない
  • セクシー
  • かわいい
  • かっこいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ