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風船

風船

110

ballmakkakkatone

2.0

川島監督の作品としてはお勧めでない方

いやすっかり、どの役柄にも感情移入、共感する所がさっぱりないまま終わっちゃって、私映画館で一人どうしましょう。みたいな作品でした。 (新珠さんが)死ぬほど惚れた男が最初っから最後まで薄情男のまんまで、あの男のドコがそんなに良かったんだか新珠さんには小一時間問い詰めたい位ですし、その男に寄っていく北原三枝さん(衣装は森英恵で豪華)の心情も読めずさっぱり謎。三橋美智也もこの作品に於いてはそんなにキラキラいい男オーラ出してる訳でもなく、何がいいんだか謎。 芦川さんの役柄はまるで天使なのですが、それがまあ天使過ぎて見ていて後ろめたくなる位。 日本映画ってそもそも、娯楽をさっぱり追及する気がない方向性ってのはあって(鑑賞後どんよりジャンル)、これは正しくその筋の作品なんですけど、そういう中でも日が経って効いてくる作品と案外そうでもないのがあって、これは多分後者の方かな。 芦川さんが最後、ちょっと救いようがある行動を取るんですけれど、私は救われませんでした。

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