妻の心
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(6件)

かわいい25.0%絶望的12.5%笑える12.5%コミカル12.5%ロマンチック12.5%

  • ami********

    4.0

    成瀬と三船

    久しぶりの成瀬映画。 これで33作品目の鑑賞です。とっても楽しみに見ました。 成瀬としては、後期のいわゆる女・成瀬映画で、映画開始からストーリーが見える ような筋書きでしたが、キャストに惹かれる良い映画でした。 デコちゃんは、必須ですけど、やはり見所は三船でしょうね。 成瀬監督の映画での三船についてよく言われるのが、濃すぎるキャラが浮きまくる ってことですけど、この映画の前に出ていた石中先生でもそうでしたが、黒澤の 三船とは違う、雰囲気俳優といった感じで、溝口監督でいうところの、 ドレミファソラシドの「ファ」が黒澤の三船で、「ド」の演技をしつつ、「ミ」の キャラが出てくるのが成瀬での三船です。 この三船の妹に杉葉子という、これまた濃くて美しい女優の起用は素晴らしい配役 だと思います。 他も、デコちゃんの旦那に小林桂樹、その兄に千秋実、その嫁に中北。 いつもながらの面々で安心して鑑賞できる作品です。 成瀬映画の導入編としてもオススメです。

  • いやよセブン

    4.0

    昭和30年ごろのホームドラマ

    1956年製作、監督は成瀬巳喜男。 高峰秀子は薬問屋のイメージを残した薬局の嫁で、夫は家を出た長男(千秋実)の代わりにあとを継いだ次男(小林桂樹)。 姑と小姑はいるが、小姑は結婚が決まっている。 夫と相談して店の空き地で喫茶店をやろうと金策に走っていた。 予算が膨れ上がり、借金の相談したのが友人の兄で独身の銀行員、三船敏郎だった。 そんな折、兄夫婦が勤め先が倒産したとかで、子供を連れて転がり込んでくる。 再起のために借金を頼まれるが、そんなことをすれば喫茶店をあきらめなくてはならない。 長男夫婦は姑を味方につけ、反対しているのは嫁一人みたいになってくる。 閉塞的な状況で。夫は芸者遊び、高峰秀子は三船敏郎に魅かれる。 大きな山場があるわけでもなく、どこにでもあるような話を淡々と描いていく。 当時の女性の余所行きは着物、みんな美しい。

  • nar********

    5.0

    映画の教科書

    今更なのですが、とにかく脚本と演出が卓越、そして粋。役者の表情と台詞でその人物の状況や思いを表現しているのだから素晴らしい。お金をかけなくても上質な映画が出きるのだという見本のような作品。

  • inu********

    5.0

    三船敏郎が浮いている

    女は気分によって態度が変わる。 その表現方法、演出が秀逸で、監督は洞察の天才。 居候で、家族がギスギスしたり、旦那が浮気をしたり 家族のどこでもありそうなもめごとをいきいきと描いている。 あんな頼りなくて、冴えない旦那にも妻は嫉妬するから 人間て面白いですね。 風景や撮影方法が寅さんに少し似ている。 ただ、三船敏郎の銀行員にしてはガタイがよすぎるし、人が良すぎる印象。 ミスキャストか演出不足か。。。。

  • チーズ

    4.0

    寡黙で雄弁

    タイトルは古めかしいけれど、ここに描かれている人間の機微は全然古びていない。現代の人が家庭でいろいろ感じるようなちょっとした気分などがうまく描写されている。 ぐだぐだした説明なしにちょっとした表情ですべてを表現しているこの映画のなんと成熟していてかっこいいこと。 そして成瀬監督のものは映っている昭和の風景がすばらしいものが多いけれどこの映画もそうで、とっぷりとその空間を味わえる。

スタッフ・キャスト

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三好栄子富田こう
千秋実長男・善一
中北千枝子妻・かほる
松山奈津子娘・瑠美子
小林桂樹次男・信二
高峰秀子妻・喜代子
根岸明美長女・澄子
田中春男赤城屋の主人国夫
花井蘭子妻・定子
杉葉子竹村弓子
三船敏郎兄・健吉
加東大介「はるな」の主人
沢村貞子妻・波子
北川町子芸者福子
北野八代子芸者すずめ
塩沢登代路芸者小花
本間文子[女優]喜代子の叔母たね
土屋嘉男息子・庄太郎
河美智子娘・芳子
堤康久安田
瀬良明田村
佐田豊建築技師

基本情報


タイトル
妻の心

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル