レビュー一覧に戻る
大統領の陰謀

大統領の陰謀

ALL THE PRESIDENT'S MEN

138

kaz********

5.0

映像から目が離せなかった、それほど見ていて引き込まれた

ワシントンポストの記者カール・バーンスタインとボブ・ウッドワードがウォーターゲート事件の真相を突き止める話である。  小生、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」なる映画をこの映画を見る前の8日前に観ており、その後ウォーターゲート事件についてネットで調べていたところであった。その予備知識があったからこそ、「大統領の陰謀」にのめりこめたのだと思う。映画の中で、かなりトップの権力者が、ワシントンポストの経営者(女性)の乳をなんとかかんとかいう発言(ちょっと下ネタですみません)のところも、ペンタゴン・ペーパーズを見ていたからこそ、すんなりわかった。  BGMがなく、タイプを打つ音だけだった。逆にそれが新鮮だった。記者扮するダスティン・ホフマンとロバート・レッドフォードの役柄に徹した演技が素晴らしかった。どう素晴らしかったのか。電話をかけまくる仕草。どんな相手に対してもまず新聞社名と名前を名乗ってから、事情を教えてもらう態度。こわもての上司にも気後れせずどんどん伝えていく勇気。苦境に陥ってもへこたれないど根性。  この映画は1976年製。ウォーターゲート事件が1972年。ニクソン大統領が辞任したのが1974年。それから作られたのではないだろうか。ほとんど、時を経ず、このドキュメンタリーのような映画を作るとは、「粋」である。  面白い映画だった。この映画に出逢えてよかった。

閲覧数421