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洲崎パラダイス 赤信号 (1956)

監督
川島雄三
  • みたいムービー 20
  • みたログ 151

4.13 / 評価:70件

ダメ男を美女がメイクラブする変な映画!

  • mol******** さん
  • 2019年2月24日 2時08分
  • 閲覧数 605
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

川島監督の代表作です!
10円出して、タバコ買う三橋達也、いかにも「ビンボー人」です。
三橋と付き合う新珠さん、彼女は赤線女で、こんなダメ男に付き合うハメに。
普通ならありえないストーリーです。でも赤線地帯の「洲崎パラダイス」に戻ろうとする新珠を引き下げようとする三橋達也、洲崎パラダイスにわたる橋を渡らせてはならない、と思って近くの飲み屋「千草」で轟さんに仕事分けてもらった2人、まともな生活への復帰を目指すが、、、
轟さんのダンナも、赤線女と浮気して、数年帰ってこない。新珠は、金持ちの河津に浮気する。絶望した三橋は、新珠さん探して神田あたりを彷徨する。
日雇い労働者からおにぎりもらって、正気に戻った三橋は、「そば屋」で仕事見つけ、そこで働いていた芦川いずみさんにいろいろ面倒みてもらい、彼女への恋心をいつしか持つようになる。
新珠は、河津にふられてまた千草へ戻ってくるが、轟さんに相手にされない。そこで三橋が芦川さんと「いい関係」になっているのを見つけ、美女どうしでダメ男を取り合いとなってしまう。
でも、ラストシーンである男が赤線女に殺されてしまう。この男の正体は、だれか、、、?
実は轟さんがかつてホレていたダンナは、赤線女にホレ込み、轟さんから逃げていた、轟さんはそのダンナ帰ってくるのを待っていたのですが、無残にも、殺された男は轟さんのダンナが赤線女に浮気がもとで殺されてしまったものであった。
警察に出頭した新珠さん、そこで三橋と再会し、元に戻れない関係なのを再確認したのです。
可憐な芦川さんと「別れて」しまうラストシーンが印象的、逃げて行くヒーロー?とヒロインを描いたのは当時の映画では珍しいもので、のちに「アメリカンニューシネマ」でも採用されたプロットとなった。
そば屋で働くこととなった三橋の面倒を見てやる小沢さんの「濡れたネオンにまた身を焼いて、明日は泣かない女になるの…」という小唄は面白く、川島作品では、必ず「小沢昭一」はなくてはならない存在となった。
ダメ男に熱をあげる、という話は、のちにマンガ「めぞん一刻」でも同じようなストーリーとなっていて、川島いわく「このシャシンは、ロクでもない男にとんでもない美女が熱をあげるシャシンです」と。
都電が走る東陽町あたりの映像は記録映画としても面白く、東京にもこういうローカルなところがあった、今見ても面白い作品です!

詳細評価

物語
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