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好人物の夫婦 (1956)

監督
千葉泰樹
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  • みたログ 4

3.33 / 評価:3件

月夜の海岸散歩っていいな~

  • bakeneko さん
  • 2011年8月30日 12時51分
  • 閲覧数 206
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

志賀直哉の短編の丁寧な映画化で、50分という上映時間が丁度良い“夫婦の機微”のお話で、心理の綾を汲みとった作劇と美しい情景に見入る佳作であります。

帰り道が海へと通じている葉山の風景がとても美しい“こんな所に住んでみたいなあ”と思わせる家を舞台にした夫婦ドラマで、役名も、“夫”、“妻”、”隣の御主人”、”隣の奥さん”..と言った簡単な説明だけの贅肉の無いドラマであります(名前が有るのはおてつだいさんだけ)。主要登場人物のそれぞれの個性を生かした配役が面白く、“妻には必要以上に馬鹿正直”を信条にしている夫に池辺良、”妻には絶対に嘘をつき通す”信条の隣の御主人に有島一郎に加えて、それぞれの妻である津島恵子と東郷晴子の“内気と勝気”の対比が効果的に機能して納得&笑わせてくれます。そして、家内の留守に起こったお手伝さんをめぐる”事件の対応&顛末”には、多くの男女が“自分だったら..”と考えを巡らすのではないでしょうか。
1951年の葉山の場景は、未開発の浜辺の美しさ以外にも、今は失われた風物や乗り合いバス、家屋の間取りも含めて懐かしく、主演の池辺&津島の美貌も見入るほどの魅力であります(特に津島のスタイルの奇跡的な美しさは眼福であります)。

小さな事件を題材に、”夫婦の心理”を緻密に掬い取った、志賀直哉の作風を忠実に映像化した肩の凝らない訓話で、まじめなテーマを笑いで包んで見せてくれる佳品であります。



ねたばれ?
1、一般的に男性は、隣のご主人=有島一郎と同じ主義であります(そして大半が、本映画と同じ様に...。)。
2、しかしながら本映画の様な、津島の美貌&少し甘えた口調で、“あの台詞”を言われて浮気が出来る男はいません!(女性の方は参考に..)。 

詳細評価

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配役
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