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夏の嵐 (1956)

監督
中平康
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2.75 / 評価:4件

北原三枝の魅力あふれる、自薦の一本

  • 淀川遼太郎 さん
  • 2013年5月4日 0時03分
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    • 総合評価
    • ★★★★★

北原三枝(23)が自らベスト3に挙げる作品。
冒頭のストッキング越しのチェリーボーイのカット、あの『卒業』(1967)が余りに有名だがその十年前の映画だ。アン・バンクロフトとダスティン・ホフマンのカットだったが、この映画では北原三枝と津川雅彦(16)の組み合わせになる。ただ『卒業』の進展とは全く異なる。
このテーマ、大人に成る前に誰でも一度はかかる麻疹のようなもの。でもその高校生の悩みを一人前の男(津川ではない)が深刻ぶって思い悩んでいて、イマイチ共感しにくいが、北原三枝の魅力で最後まで見てしまった。

原作はやはり若かった。想像した通りだ。
深井迪子、24才のときの作品。
社会人としての経験のほとんどない作者らしいアマちゃんの作品。社会で揉まれれば、こんな悩み三月で消える。
その逞しさを北原に負わせたかったのかも知れないが、いかんせん作者が社会を知らない。
◆もう一回見たい度70%

◆お勧めポイント
確かに自選するだけあって、彼女の美しさが際立っている作品。
彼女の作品を全て見たわけではないが、最も美しい時期の作品だったかもしょれない。
23才。
スタイルも現在でも充分勝負できるし、トップスターに登り詰めるだけの要素を全て持っているキラキラした姿を見ることができる。

◆Codeの視点
こんな作品(原作)が第一回芥川賞の候補になったとのこと。
確かに映画は社会の反映ではあるのだが、戦後の混乱期を経て、精神的に悩む余裕ができてきた時期なのだろうか?少なくとも普遍的なテーマかどうか?
その証拠に、現在、彼女の文学作品は殆ど評価されていないはずだ。

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