ここから本文です

月形半平太 (1956)

監督
衣笠貞之助
  • みたいムービー 0
  • みたログ 14

3.60 / 評価:10件

「月様、雨が」はなかったのね

  • kinchan3 さん
  • 2016年10月20日 15時19分
  • 閲覧数 344
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

 子どもが小さい頃、ママの背中におぶさって「ママ、チュキ」と言った。
 ママは「ありがとう、ママもよ」と返していたが、僕は指が空を指しているのを見ていた。
 「ママ、月(見てよ)」だった。

雛菊「月様、雨が…」
月形「春雨じゃ、濡れてまいろう」
 というようなしっとりしたシーンがなかったので驚いた。
 あまりにもあっさりと出てきた。春雨も浮かばれまい。

 ということで、もっと分かりやすいというか、半平太入門映画かと思っていたが、人間が複雑に絡まって(というか、スターがいっぱい出ていて)結構ややこしい。
 まして、月形が簡単に怪我をするというのも不思議だった。
 最後はあれぇー、という感じだが。
 全く、セリフ以外は何も知らなかったことが自覚できた。
 
 他にも当時はお歯黒をして出ていたのだなぁと思った。
 僕は慣れているが、若い人は見てどう思うのだろう。

 人類学のN先生はアフリカで「土人」(@沖縄派遣の機動隊員)に出会って、険悪なムードになって、もう一人の先生と走って逃げたという。追いつかれそうになった時、「先生、歯を出して」といって、入れ歯を出して見せたら、彼らは怯んで逃げ帰ったという。
 
 幕末チャンバラ劇の最初だというが、月形はややこしい設定だ。
 尊王ながら、開国だという。
 結局、その方向になっていくのだから、歴史は複雑だ。
 歴史で「尊皇攘夷」って矛盾していて理解しにくかったのを思い出した。

 市川雷蔵が出ていて大映映画だと分かる。
 「ちょうどいい時間になりました」で終わるところ以外、ご都合主義はあまり目立たない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 楽しい
  • ゴージャス
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ