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月形半平太 (1956)

監督
衣笠貞之助
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3.60 / 評価:10件

当時としては豪華。

  • kun******** さん
  • 2016年10月21日 9時38分
  • 閲覧数 260
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

1956年度作ですから、終戦で焦土となった日本が11年目にしてこれだけ
豪華なセットや衣装を揃え、バックミュージックも楽器も揃ってる。
日本全国が焼夷弾により文字通り焦土になり、財産が全て灰に。
私らはそんな何もない時代に生まれ災難でしたが、赤子と言うのはその時点で
の環境が生きる場所として認識する訳ですから、貧しいとか豊だとか比較なんか
しない。
親達にとっては何もかも失って呆然として、今思えばバラック小屋ですが、そこが楽しい我が家でしたね。雨に成れば色んな入れ物を探し雨が畳を濡らすのを
止めるのが楽しくてウキウキしてました。
3人兄弟争う様に茶碗や空き缶を探し、時に雷鳴が響くので妹が泣いたり。
稲妻と雷鳴が近いと直ぐ停電で今度はロウソクだと言って騒ぐ。
多分近年まれに見る劣悪な生育環境下だった筈。
空腹が当たり前で、ごはんは釜で、薪をくべ、出来上がるのが待ちきれない。
厚い木の蓋の下から湯気が沸き上がり、白い汁がタラ~リ胴回りを幾筋も下がる。それをじーと見つめてると、「じゃまやけんあっちにいかんね」と怒られる。丸いちゃぶ台にみんなが輪になって座る。
上等な物じゃないので体重を掛け起き上がると足を壊すから「ほら、何べん言うと判っとか」と父が怒鳴る。
正直上手いごはんとは思わなかった。
時に醤油をかけるだけとか、砂糖ごはん、塩だけの時もあった。
でもなんでも腹に収まれば安心する。ふかし芋も多くて、それが不味くて、
今の焼き芋は高級品でびっくりしますけどね。
この映画は多分貧しくて見に行って無いでしょうね。
少し後、野外映画が夏に成ると近所であるから、大勢押し寄せて、で、人の隙間から見たのが映画事始めに成りますね。
長谷川一夫は憧れの大スター。
父は山本富士子にあこがれてて、良くその名を聞いてたから美人の代名詞に
なってた。
自分で稼いでみる様になった時はすでに過去のスター。
この映画の端役の勝新が大スターの大御所。
懐かしい映画なんでしょうが、当時こんな映画が有る事も知らなかった。
なので今この映画をBS大画面TVで見れるのは贅沢過ぎる訳です。
映画として今の人が最後迄見ることが出来るのか?
甚だ疑問ですね。
時代が新選組登場直前で、近藤土方が出ないのは 幕末時代劇として魅力に欠ける。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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