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曽我兄弟 富士の夜襲 (1956)

監督
佐々木康
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3.00 / 評価:4件

虎御前は後年の女性名:”虎”の元ネタです

  • bakeneko さん
  • 2019年4月8日 11時44分
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    • 総合評価
    • ★★★★★

日本三大敵討ちの一つで、口承の「曽我物語」から江戸時代には能・浄瑠璃・歌舞伎・浮世絵に取り上げられた―建久4年5月28日(1193年6月28日)、源頼朝が行った富士の巻狩りの際に、曾我祐成と曾我時致の兄弟が父親の仇である工藤祐経を討った“曾我兄弟の仇討ち”を東映の「笛吹童子」のスタッフ&俳優陣が映画化した作品で、片岡千恵蔵、大川橋蔵、大友柳太郎、そして子役時代の北大路欣也らもゲスト出演しています。

11作も作られている―NHKの大河ドラマ「草燃える(1979年)」でも描かれた、鎌倉初期の曾我兄弟の仇討ちを題材にした最も新しい映画化作品で、「笛吹童子(1960年)」で萩丸&菊丸の兄弟を演じた、東千代之介と中村錦之介が再び兄弟を演じるほか、霧の小次郎の大友柳太朗、胡蝶尼の高千穂ひづる、赤柿玄蕃の月形龍之介、更に三笠博子、花柳小菊も出演しています。
お話は、暗殺された父親のかたき討ちに燃える兄弟と母親の葛藤劇で、アクションよりも母子や義理の父親への思い遣り心理劇が中心となっています。
それでも、雄大な高原を馬で疾走するスペクタクルやクライマックスのチャンバラではしっかり娯楽アクションも魅せてくれる作品で、ジュブナイル時代劇から本格的な大人のドラマに進出した、20前半の錦之介らフレッシュスターの成長ぶりが見どころとなっていますし、しっかりした時代考証に基づいた着物や剣の本物の輝きも眼福ですよ!

ねたばれ?
1、本作では脇役の“大磯の虎”(高千穂ひづる)ですが、この人の口承「重須本曽我物語」によって「曾我物語」は伝承されたー事件の生き証人であり「吾妻鏡」にも登場する実在の女傑であります。
1、 狩りの獲物には(昔はムジナと呼ばれた)ニホンアナグマの姿も!(当時の人は食べたのかな?)
2、 “起き上がりこぼしの踊り”って…(6世紀にインドから中国に渡って布教した達磨は鎌倉時代に禅宗と共に日本に伝わりましたが、“起き上がりこぼし”はずっと後に会津藩主・蒲生氏郷が藩士に小法師を作らせ正月に売らせたのがはじまりと言われています)。

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