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第七天国 (1927)

SEVENTH HEAVEN

監督
フランク・ボーゼージ
  • みたいムービー 15
  • みたログ 45

4.23 / 評価:22件

Always looking up!

  • bakeneko さん
  • 2009年12月17日 17時39分
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

現在に至るまで多くのリメイクパターンを作り出すと同時に、舞台上演劇の古典としてあまりにも有名な美しい寓話の最初の映画化作品で、シンプルで力強い演出と主人公の底抜けの明るさ&ヒロインの清廉&可憐さに心洗われる“恋愛&人生ドラマ”の傑作であります。

本作の傑出性は、主演のヒロイン:ジャネット・ゲイナーの表現力&魅力に負うところが大きいと言えます。
同年の傑作「サンライズ」でも“清楚な輝き”で観るものの心を清めた彼女の“美しさと快活さ”はこの映画の“核”と成っていて、楽天的な主人公の人生観と共鳴しながら、最後の“リリシズムの勝利”へと観客を導いてくれます。

単純で寓話的とも言える物語&登場人物設定で展開する物語ですが、それぞれが表すものが明確且つ適当なので、観るものに時代を超えた共感をもたらしてくれます(何より分かり易いですよ!)。
また、工夫を凝らしたセット(アパートや戦場)やカメラアングルも面白く興味深い構図を見せてくれますし、照明効果も頑張っています。

そして何よりも、“素朴な人間の楽天性”が困難な時代の物語の中にも明るさを常に感じさせて、“純朴なものへの声援”を送らせるのであります。
加えて、サイレント映画のサウンド版のテーマ曲もなかなか泣かせるリリカルな旋律であります。

全年齢的にお薦めの作品ですが、少し現実離れしている面を理解して鑑賞しましょうね。


ねたばれ?
フランスで使われる長さの単位はマイルではなくてメートルです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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