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天上大風 (1956)

監督
瑞穂春海
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3.00 / 評価:3件

会社で生きて行くということ

  • bakeneko さん
  • 2011年3月3日 16時57分
  • 閲覧数 280
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

高度成長期のサラリーマンの人生を活写した人気作家:源氏鶏太の映画化作品の代表格で、出演俳優の豪華さを楽しみながら、会社勤めの人生の悲哀まで突っ込んだ脚本に感心させられる“娯楽作&人生訓話”であります。

本作の物語の骨子は、“熱血漢の社員が乗っ取られつつある会社を立ち直らせる”―典型的な“会社攻防もの”ですが、芸達者な曲者脇役俳優によって脇の登場人物まで陰影に富んだ作品となっています。

本作の登場人物で明朗なのは、池部良の主人公と香川京子くらいで、脇の登場人物の書き込みの深さに唸らされます(いつもはカメオ出演の左卜全でさえ、老獪な株主を演じます!)。
若手社員:宝田明、河内桃子
組合女子社員:北川町子
ボンボン社長:千秋実
叩き上げの腹黒専務:田中春夫
達のアンサンブルが楽しめます。
そして、単純明快に行かない“苦い現実”と、
悪役的な人物にも“等分の理”があること
―をしっかり見せて、“人の世のままならさ”を嘆感させてくれる大人の作品でもあります。

明快な娯楽的な展開と大人社会の不明瞭な現実を内包した作品ですが、主役の明朗さで後味は良い作品になっています。

今も状況はほとんど変わっていない“会社勤め”ドラマの佳作ですので、多くの方が共感出来るのではないでしょうか。


ねたばれ?
でもあの会社、今後大丈夫かなあ?

詳細評価

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