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流れる (1956)

監督
成瀬巳喜男
  • みたいムービー 37
  • みたログ 180

4.24 / 評価:66件

芸妓さんより、女中さんの方が美しい。

  • 百兵映 さん
  • 2014年2月9日 15時21分
  • 閲覧数 1142
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

 レンタルショップの棚に、『乱れる』『流れる』が並べておいてあった。2本とも借りて、午前中に『乱れる』、午後に『流れる』を観た。これは、『流れる』の方。こちらは全然乱れることなく、最後まで静かに『流れる』。

 “置き屋”というのがどういう所かは知識がないのだが、時代の流れの中で斜陽の一途をたどる。そのドタバタを女中さんの眼で見るという設定だが、観客であるこちらは、女中さんの一挙手一投足に眼が行く。

 この女中さんについて、今の若い世代はイライラすることだろう。昔の若い世代でも、彼女が何か一波乱起こすのだろうと予想しながら観る。ところが、徹底して物静かに流れるだけ。恐れ入る。

 今も高齢な女性の中にこういうご婦人が居る。こういう人々によって、家庭の矛盾や社会の矛盾が和らげられてきた。男たちは甘えてきた。

 うっかり喋ると、女性の人権・差別といって大いにお叱りを受けかねないので、本作へのレビューはこの辺で止めておこう。

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