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幕末太陽傳 (1957)

監督
川島雄三
  • みたいムービー 103
  • みたログ 575

4.12 / 評価:217件

クロサワか、それ以外か

  • taka さん
  • 2020年3月1日 3時02分
  • 閲覧数 532
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

名作の誉れ高い本作。邦画実写はほとんど観ないようにしているが数日前にこの劇場で観た「七人の侍」があまりに素晴らしかったので、劇場公開されたということもあってその素晴らしさを味わうことにした。

まず驚いたのが音声。デジタルリマスター版のはずだが音声が40%くらい聞き取れない。役者の声によるのだろうか、高杉晋作の同僚の一人は何を喋ってるのかまったく理解できなかった。
映像は流石に美しい。その代償が温室の大劣化なのか。劇場公開するレベルにない。先日観た「七人の侍」も酷かった。
映像だけじゃなく音声もリマスターしてほしい。無理なら字幕を付けるという方法もあるはずだ。

映画は退屈極まりなかった。
音声に加えて、主役が嫌い。
カネを持ってないのに散々飲み食いして「カネはない」というような人間が嫌い。なので主人公には1ミリも魅力を感じなかった。

予備知識として喜劇だと認識していたが、あまりにも笑えないし、周りから笑い声も聞こえてこないので、本当はコメディじゃないんじゃないかと思った。
ま、50年代の映画で、ゴラクもネットもテレビもビデオもない時代。電話もほとんどの家にない。
とぼけた顔のオッサンがズーズー弁を喋るだけで当時は笑ったんだと思う。

もう、中盤以降は話がアタマに入って来なくなり、スクリーンを観ているのが苦痛になってきた。なんとか最後まで座っていたが、もう少しで人生初の途中退席を経験するところだった。

老人向け。まさに昭和の遺物。昭和の時代にたくさん日本映画をみた高齢者には面白いのかも知れないが、若い人は観ないほうがいい。

ヒーローものを除いた実写邦画は、黒澤作品か、それ以外の作品か、2種類しかない。前者はほとんどがアタリだが、後者はほとんどがハズレだと再確認できたことが収穫か。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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