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水戸黄門 (1957)

監督
佐々木康
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3.78 / 評価:9件

指ではなく毛皮を詰めろと、黄門様

  • kor******** さん
  • 2014年4月4日 12時58分
  • 閲覧数 610
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

冒頭から犬の毛皮を剥いで、将軍徳川綱吉に送りつける大胆な月形龍之介演じる水戸黄門。それを見て綱吉(片岡千恵蔵)があっけなく生類憐みの令を取り下げてしまうシーンには思わずズッコケであります。月形龍之介映画生活38周年記念作品であり、盆や正月の定番とされていた東映の看板スターを集めたお祭り映画を初観賞。

明朗時代劇の王道として『銭形平次』などと同じく、芸術性とは無縁の娯楽作品であります。月形版黄門様は優しいおじいさんで、いざとなったら印籠を堂々と見せて「はは~」とは一味違い、どちらかというと終始威厳を感じる水戸黄門でした。例えるなら度量が大きい極道の組長といったところか。(ちなみに印籠ではなく、昔はお守り袋でした)

凄腕の剣士として市川右太衛門がこれまた堂々と登場し、立ち回りは俺に任せろと奮闘いたします。助さんは東千代介、格さんは大川橋蔵とイケメンコンビ。そして中村錦之助と千原しのぶという活き良い下町コンビが活躍できるのも、ベテランの大河内傅次郎の存在感や、薄田研二の悪役ぶりがあってこその相乗効果であります。

横領が蔓延し、賄賂で肥え太る大名。形は変えて、今もなお残る悪しき風習であります。健気な恋仲をくっつける仲介人として現代の婚活にも力を貸していただきたいものです。そして、権力や欲に屈せず相手が誰であろうと正義を貫く志を現代も求めているのです。

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