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二人だけの橋 (1958)

監督
丸山誠治
  • みたいムービー 3
  • みたログ 6

3.50 / 評価:6件

水野久美二十歳のデビュー作♡

  • bakeneko さん
  • 2011年12月29日 1時57分
  • 閲覧数 433
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

早乙女勝元の“美しい橋”に基づいた隅田川に架かる白髪橋を舞台にして、貧しい若いカップルのささやかな恋と周囲の人々を活写した“純愛&ヒューマンドラマ”の佳作であります。

橋を物語の待ち合わせの場所とするドラマには「君の名は」、「白夜」等名作揃いであります。本作は、庶民の細やかなドラマを暖かく描くことが得意な丸山誠治監督の職人芸に清らかな気持ちに成る映画で、鉄工所にやっと入った見習い職工の若者:久保賢と石鹸工場の女工:水野久美(まだ邪気ない20歳♡)の清らかな恋が愛おしく描かれます。そして、親兄弟や職仲間等の市井の人々(左卜全、千秋実、飯田蝶子、中北千枝子、加東大介、三井弘次、浦辺粂子、石井伊吉=毒蝮三太夫)も名優たちによって生き生きと血肉を与えられています。

1950年代後半の隅田川に架かる橋から見る情景は幻想的なまでに美しく、夕暮れ時に街灯が灯る頃の“朧げな影絵”には、昭和のノスタルジーを想起させていますし、いつも3パターンの旋律しか提供しない伊福部昭にしては珍しくオリジナリティのある柔らかな曲と美しいシンクロを成しています。

就職活動の困難さや貧困&病気等の小さな不幸は描かれますが、死や冒険等のドラマチックな起伏の無い“庶民の等身大の物語”で、細やかな心理描写によって導き出される協調感に心地よく癒され&元気付けられる映画であります。


ねたばれ?
“やっぱりモルちゃんだよ!”は名台詞です(いつか使ってみたいな~)。

詳細評価

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