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夜の鼓 (1958)

監督
今井正
  • みたいムービー 1
  • みたログ 13

3.40 / 評価:5件

妻が美人過ぎると…(うちは大丈夫♡)

  • bakeneko さん
  • 2017年9月11日 14時58分
  • 閲覧数 525
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

当時実際に起こった事件に基づく近松門左衛門の浄瑠璃「堀川波鼓」を、橋本忍と新藤兼人が現代的に脚色し、今井正が演出したもので、「羅生門」風に関係者の様々な供述が断片的に提示された後で真相が明かされるミステリー調の作劇となっています。

実直な愛妻家の鳥取藩士:三国連太郎が参勤交代から国元に帰ってくると、妻:有馬稲子が昨年城下に来ていた鼓打ち:森雅之と不義を働いたという噂が城下に蔓延しているのを耳にする。家の名誉と妻への汚名を雪ぐ為に、親戚や関係者の証言を集めていった先に達した結論は…という、謎解き展開となっていて、元となった浄瑠璃では妻は身篭っていたので事象は明確なのですが、本映画では妊娠はしておらず本人も事実関係を否定しているので、元のお話を知っていても別の真相の可能性を考えながら画面に見入る作劇となっています(実際、大筋も含めて登場人物のその時の行動や考え方が原作とかなり違ってきています!)

原作は、“家の名誉”や“武家の面目”の価値観が重い時代を反映した行動原理だったものが、本作では、より自然な人間心理に基づいた推移に解釈されていて、劇中人物も現代的な感情に従って行動しているところが見所で、義弟:殿山泰司の子沢山で優柔なキャラクターは身近に居そうな存在感で深刻なドラマに一息つかせてくれますよ!

ねたばれ?
不貞の噂で藩が取り潰されるのならば、流言するのは藪蛇なのでは?

詳細評価

物語
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