無法松の一生
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(37件)
- ron********
4.0点
福岡県小倉(現在の北九州市)を舞台に、荒くれ者の人力車夫・富島松五郎(通称無法松)と、よき友人となった矢先に急病死した陸軍大尉・吉岡の遺族(未亡人・良子と幼い息子・敏雄)との交流を描く。 岩下俊作の原作から、伊丹十三の父の伊丹万作と稲垣浩が脚色、「柳生武芸帳 双龍秘劔」の稲垣浩が再び監督する往年の名作の再映画化。 製作は田中友幸。 撮影は「遥かなる男」の山田一夫が担当した。 出演は「柳生武芸帳 双龍秘劔」の三船敏郎、「張込み」の高峰秀子、芥川比呂志、笠智衆、宮口精二、多々良純、有島一郎などが出演。 色彩はアグファカラー。 原題「Muhomatsu,the Rikisha-Man」 1958年作品 日本映画 配給は東宝 上映時間104分 「無法松の一生」は、阪東妻三郎主演の1943年度版、三船敏郎主演の1958年版の今作、三國連太郎主演の1963年度版、勝新太郎主演の1965年度版の他、テレビドラマでも4回、舞台でも上演されています。 他、1958年の村田英雄の楽曲「無法松の一生」も有名ですね。 今作は稲垣監督が1943年(昭和18年)に製作した「無法松の一生」を、自らリメイクした作品。 前作では戦時中ということで検閲によりカットされたシーンがあり、本作でその無念を晴らしたという。 当時、木下惠介監督の「楢山節考」と争い、今作が第19回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。 第32回キネマ旬報ベスト・テン第7位。 今まで勝新太郎主演の1965年度版を観た事があっただけで、今作は初めて観ました。 今、Netflixで観れます。 いやぁ、めっちゃ面白いですね。 三船敏郎の無法松、めっちゃ格好いい! これは真似したくなる。 勝新よりも、三船敏郎の方が無法松!って感じがしますね。 今作の方がずっと面白かった。 こういう役の三船敏郎もいいですね。 祇園太鼓のシーンは見応えたっぷりです。 ちょっと鳥肌もんです。 ぼんぼんって呼んでたのを、「吉岡さんって呼んで」と言われた時の無法松の寂しさ。。。 「まるで他人みたいな。。。」とつぶやく松が切な過ぎます。 邦画を代表する名シーンです。 小倉の親分役の笠智衆も最高ですね。 この時代、東宝だけでなく日本映画回全体が熱いですね。 素晴らしいですね。 明治大正の小倉の時代背景も良かった。 非常にベタなお話で、とてもハッキリとしたストーリー。 ですが、これがまた面白い。 さすが、何度もリメイクされているだけはありますね。 今、この映画をリメイクしたら誰が無法松を演じるんだろうか。 誰かいるか。 すぐに思いつかないわ。 他のリメイク版、観れるものは全部観てみようと思いますわ。 ■興行収入 日本では1958年4月22日公開。 フランスでは958年12月12日公開。 北米では 1960年3月に劇場公開された。 配給収入は記載がなく不明です。 当時で配給1〜2億円くらいはいったんでしょうか。 今でいうとどれくらいかな? 興行収入にすると、今だと25〜30億円くらいかな? 星4つ(5点満点) ★★★★
- エル・オレンス
5.0点
ネタバレ邦画が世界を圧倒していた時代。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kin********
5.0点
ネタバレ古臭いけど
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ky4********
4.0点
ネタバレ世界中に似たような人はいたと思う
このレビューにはネタバレが含まれています。 - hir********
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
ヴェネチア国際映画祭第19回