レビュー一覧に戻る
太陽をぶち落とせ

mal********

2.0

主人公のトランペット演奏力はプロ級です。

1958年に公開された日活の青春映画です。 自らの出生の秘密をめぐり父親をはじめとする周囲との葛藤、そして継母(南田洋子)との恋愛感情に悩む主人公の吾朗(川地民夫)の姿を描いた青春映画なんですが、いまから観れば、そんな状況すら忘れることが簡単なほど裕福な吾朗が単なるわがままな息子にしか思えず、加えて周囲の大人や友人達ものほほんとしてる感じに現実感がまったなく、誰にも感情移入ができないまま映画を観ておりました。 そういう意味では目新しさはあまりなかったんですが、なぜか当時の不良は楽器を演奏することが多いみたいで、主人公の五郎はプロ並みのトランペットの演奏力を屋敷で披露してましたし、宍戸錠が珍しくも殺し屋ではなくて、あくまでも会社役員という立場で演じた悪役が面白かったです。 それにしても、すべてを失い、山深く消えていった宍戸錠。いったい何処に行ったのでしょうか?

閲覧数188