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白蛇伝 (1958)

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3.92 / 評価:36件

ディズニーよりはトムとジェリーの動きだね

  • bakeneko さん
  • 2020年5月10日 20時55分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

中国の四大民間説話の『白蛇伝』を題材にした日本最初のカラー長編漫画映画で、声優が2人のみ=男キャラ―森繁久彌、女キャラ―宮城まり子という「まんが日本むかしばなし」パターンの嚆矢となった作品でもあります。

本作と同じく「白蛇伝」を題材にして東宝が香港のショウ・ブラザーズと共同制作した『白夫人の妖恋』のヒットを受けて東映が制作したアニメーションで、
人物の動きをトレースしてアニメ化する―「ライブアクション」(現在のモーションキャプチャーの元祖)に水木襄、松島トモ子、佐久間良子らが起用されたことや、
新人として後の「ルパン三世」や「パンダコパンダ」などの作画監督:大塚康生が採用されたこと、
学生時代の宮崎駿が本作を観てアニメーターを決意、後に「もののけ姫」で森繁久彌に乙事主役を宛がうきっかけとなった
2017年に本作の公開初日(10月22日)が「アニメの日」と制定された…などエピソードの宝庫の作品ですが、
現在よりも圧倒的に少ない人数で描き上げられた限定されたセル画アニメーションでありながら、中国の山水画や美人画を動かす本格志向や中華風楽曲への拘り、光学合成(水晶の輝く様子が「妖星ゴラス」みたい!)、動物キャラの愛くるしさと独特の動き…など、丁寧な仕事をしていますし、中盤以降の原典から離れた展開からは観客の予想を超えた波乱の作劇となっています。

現在のCG、3Dアニメと比べれば技術的には原始的なレベルですが、お話の面白さと本格的な中華ファンタジーへの憧憬では負けていない作品で、45歳なのに若々しい青年の声を出す森繁久彌には驚かされますよ!

ねたばれ?
レッサー・パンダは普通に4足歩行なのに、ジャイアント・パンダは基本2本脚歩行なのね!

詳細評価

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