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森と湖のまつり (1958)

監督
内田吐夢
  • みたいムービー 4
  • みたログ 18

3.71 / 評価:7件

まとまる難しさ、まとまれない悲しさ。

  • 百兵映 さん
  • 2015年7月23日 14時17分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 九州に生まれ育った者には、アイヌの文化に逢うことはほとんどない。こうして映画で(時にはテレビでも)奥深く入り込めるのは、多少なりとも理解を深める上で有り難いことだ。ところが、ドキュメンタリーではなくてストーリーのある映画作品だから、どうしても筋書きや俳優の演技に関心が行く。

 その筋書きが、アイヌならではのものではなく、差別され続けてきた人々(集団というのか、社会というのか)の解放(認知され、当然の権利を獲得する)への行動の難しさという共通項を描いている。そうか、ここでもそうか、と悲しくもなる。

 反差別の運動が一本にまとまるのは不可能なことか。運動の基本理論が違う。だから政策が違う。末端では「混血」などの人間関係がある。本土との関わりでの利権が絡まる。

 三国連太郎と高倉健が死闘を演じる。演技としてはご立派だが、それは「見る」ものか、「見せる」ものか、あまり素直になれないものが残る。

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