レビュー一覧に戻る
若い川の流れ

jig********

3.0

部下と娘を見合いさせる上司、時代かな

石原裕次郎といえば西部警察で団長に指示する 偉いお人というイメージしかなかったので、 若かりし頃の作品を観てみると やはり人気者とはどこかオーラが違うなと感じました。 オーラというのか、どこか愛嬌のある彼の雰囲気、 今でも通用する・・と思ってます。 本作の主人公は会社の専務の使いで 専務の自宅へ行きそこで娘と出会い・・と、 自分の会社の部下を婿に迎えようと画策している 会社のお偉いさんってどーなのよ?と思いましたが、 有能な人間を自分の義理の息子にって 会社で見つける方が意外と簡単ですしね。 意外と理に叶っているのかなと思いました。 こういうお見合いがあった昔は 未婚率低かったんだろかとふと思いましたが、 親がそれなりに見合う相手を見つけてきて会わせるお見合いって 窮屈なようでいてあながち間違いじゃないのかなとも 歳を取った今頃思ったりしました。 それはさておき、 専務の娘さんと出会うけど、 同じ職場の女性が気になりだしたり、 主人公の旧友が出てきたりと なにやら一波乱ありそうですという展開でしたが、 その後はまぁそれぞれ仲良くなったり 近づいたり喧嘩したりと 今となってはお馴染みの展開だったりします。 でもその展開も悪くはないなという ある種の時代を感じさせる中身なので、 これくらいの距離感の恋物語もいいわなと思いました。 個人的には中盤あたりで主人公がポコッと 殴られるあたりが面白さの始まりだったりして、 そこから主人公が妙に憎めない人に見えたので、 そこからの女性と主人公の微妙な距離感の 恋愛物語は見てて嫌いじゃないなぁと最後まで観れました。 どうでもいい部分かもしれませんが、 主人公と女性がステーキハウスなるところで食事をしてまして、 サラリーマンの給料じゃ・・と言っていたように お高い雰囲気出ていました。 お肉をいくつか出されて、私はこれって指定して焼いてもらうとか なんだかすごく高級なお店の気がするのですが、 当時としてはどうなんでしょうね。 今はステーキなんてめずらしくもない気がしますが、 当時としてはどんだけ高価だったのかと気になりました。

閲覧数677