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上映中

最高殊勲夫人 (1959)

監督
増村保造
  • みたいムービー 11
  • みたログ 100

3.84 / 評価:45件

このテンポ、この笑い、傑作コメディ

  • おーるどぼーい さん
  • 2008年7月16日 23時29分
  • 閲覧数 595
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

前作「青空娘」をさらに洗練させた傑作コメディ。ある姉妹とある兄弟(会社社長と重役)がそれぞれと結婚。策略家の長女は、残された妹(三女)と相手方の三男を結婚させようと企むが…。

ユニークな設定の中、軽快なテンポ・はずむ会話・絶妙の笑いが冴えわたる。姉・桃子(丹阿弥谷津子)の企みに反発する杏子(若尾文子)と三郎(川口浩)が、共同戦線をはる可笑しさ。また王道の展開の中、登場人物たちがふられてもすぐに立ち直る姿が、現実離れして逆に気持ち良かったり。

若尾の愛らしさ(プロポーズ依頼殺到も納得)、川口の意外な男らしさに加え、船越英二のコメディ演技(奥さんの尻にしかれる役がピッタリ)、丹阿弥の女傑ぶり、宮口精二の頑固親父ぶり…全てが楽しい。

階層差(野々宮家=庶民・貧乏所帯、三原家=金持ち)や、当時のオフィス模様・流行(ロカビリー)などを盛り込んだ風俗喜劇としても楽しめる。三谷幸喜ファンやビリー・ワイルダー好きが気に入りそうな作品。増村監督、東大出のインテリに似つかわしくない、この喜劇センスには脱帽です。

(追記)ハッピーエンドで終わるけど、結果的に長女・桃子の思惑通りの展開。やはり真の主役=最高殊勲夫人は丹阿弥だろうか。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • ロマンチック
  • かわいい
  • コミカル
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