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ダイヤルMを廻せ! (1954)

DIAL M FOR MURDER

監督
アルフレッド・ヒッチコック
  • みたいムービー 94
  • みたログ 1,049

3.90 / 評価:299件

納得行かないことがありまして。

 引っかかってしまったこと3つ。

 まず、演出上、不倫はそんなに咎めないんだなあ、ということ。
 そりゃ、妻をターゲットに嘱託殺人を図るダンナのほうが、罪状的には悪いには決まっているが、美人妻グレース・ケリーは、推理作家を相手に不倫していたわけで、それがきっかけでダンナに殺意が芽生えたのだ。夫婦の不仲はお互いの責任でもあろう。それが、最後に不倫カップル側が単に救われるように見えるストーリーには、カタルシスがあるんだろうか。

 二つ目。イギリスの司法制度では、正規の裁判を経て死刑を明日に控えている服役囚を、どうやら嫌疑が晴れそうだと警察が判断すると、シャバに連れ出して、事件の再検証に立ち会わせたりできるのだろうか。美人だからか。まさかね。
 そういうことが可能で、当方が無知なだけなら、あるいはそれを説明する重要なシーンやセリフを見逃したり聞き逃したりしていたのなら謝る。でないとすれば、無理すぎないか。

 三つ目。他のユーザーさんも書いていたが、当時のイギリスのフラット(アパート)のドアは、オートロックなのかね? その他の戸口は、あんまり神経質に施錠していないようだったが。それが謎解きに影響するから、どっちでもいい話ではないと思う。

 これらに気を取られて、肝心のいろんな鍵を出したり引っ込めたりする謎解きプロセスのところが、よく理解できなくなってしまいましたよ。
 イギリス人警部のダンディで頭の良いところがカッコよかったし、まあみんな褒めてるが、グレース・ケリーの下着姿なども大変よろしいのだが、些事に引っかかるタイプのウォッチャーは注意されよ。たぶん、そこを気にしないタイプの人には、面白い作品なのだと思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 知的
  • セクシー
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