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広い天 (1959)

監督
野崎正郎
  • みたいムービー 2
  • みたログ 5

3.75 / 評価:4件

何が幸いするか分からないねえ。

  • bakeneko さん
  • 2011年11月1日 10時54分
  • 閲覧数 369
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

疎開児童を主人公にした獅子文六原作の映画化作品で、終戦直前の東京から母方の田舎へ疎開するはずだった少年の不思議な運命を、当時の危険が一杯の状況の中で描いています。

疎開列車が空襲で停止した為に偶然知り合ったおじさんに付いて四国に避難することになった少年の苦難と母親探しへの出立、そして結末をサスペンス&辛苦ドラマとして波乱万丈に見せてくれる作品で、終戦前後の混乱した世相と風俗が活写されています。そして、世知辛い世の中でも希望と人情はあることを一段高い視点から見せて、清々しい思いにさせてくれる映画で、特に飄々とした“馬おじさん”を体現した伊藤雄之助の温かみにほっこりとするのであります。
少年視点中心のジュブナイル的小品ですが、混乱期の日本を舞台にして緊迫したシチュエーションと生命の危機を救う運命の不思議を見て取ることができる作品で、疎開&疎開地、でのいじめ等、戦中疎開派の心象風景の理解にも一助になる映画であります。


ねたばれ?
1、雑踏の駅の描写や、ギターのテーマ曲の類似性等から「禁じられた遊び」の影響を見つける事が出来ます。
2、空襲で焼ける街を偶然難を逃れて遠くで眺める人々が口々に、“何て綺麗なんだろう!“と感嘆する表現は実体験が有る人しか出来ませんな。

詳細評価

物語
配役
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音楽

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