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太陽がいっぱい
2013年7月20日公開

太陽がいっぱい

PLEIN SOLEIL/PURPLE NOON

1182013年7月20日公開

mem********

5.0

日本でもリメイクして欲しい

昔の映画は良かったなどと使い古された言い方はしたくないが、60年経っても名作は名作だった。 アランドロンがいいだの、曲がいいだの、ストーリーが秀逸だの個々の問題ではなく、どの要素が一つ欠けても名作は生まれないのかもしれない。 そして時代の波に色褪せずに長く愛され続ける作品も名画の条件だ。 アランドロンの美しさ。 それも、育ちの悪そうな貪欲な狡賢さと野心と、妙に品のある風情が主役に絶妙にマッチしている。 当時20代で新人だったアランドロンがトム・リプリーの人物描写をそこまで深く掘り下げて演技したかは疑問だが、この役は本当に嵌り役だった。 アメリカ映画「リプリー」の方はちょっと色合いが変わってしまったが、ぜひこの元祖アランドロンの「太陽がいっぱい」を哀愁を帯びた雰囲気そのままに日本でも作って欲しい。 となると、主役は誰だろう。 あれこれ想像するのもまた愉しい。

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