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猛吹雪の死闘

bakeneko

5.0

ネタバレドンドンパンパン♪

厳冬の東北地方の山岳を舞台にした、引き締まったサスペンスドラマの佳作であります。 腕利きの山岳ガイド兼スキーヤーの元に、犯罪者達が乗り込んで来て、僻地逃亡のガイドを強要する=“クリフハンガー”シチュエーションの作品ですが、アクションのみならず、“どうやって外部と連絡を取るか”という仕掛けや、犯人達の心理戦等、見所の多いサスペンスとなっています。 特に、デビューしたての菅原文太は、珍しく“線の細い悪役”を演じていますし、星輝美の清純さも魅力であります。 76分という短い時間に、贅肉を削ぎ落とした純粋なサスペンスを見せてくれる作品で、本物の雪山での体を張ったスタントも今ではなかなか見られないものであります。 石井輝男作品ですが、アクションに徹していてエログロは全くありませんので安心して家族で楽しめる作品であります。 ねたばれ? 雪山遭難中の極限状態で、場違いに能天気な歌を皆に強要する宇津井健に、「ダーテイーハリー」のスコルピオの小学校バスジャックシーンがダブって見えました(それそれ~、死にたくなかったらこの歌を歌うんだ~...ご免なさい)。

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