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その壁を砕け

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4.0

長門裕之と桑田圭祐が似てるのは有名です。

1959年に公開されたサスペンス映画です。 結婚の約束を果たすため、三郎は恋人のとし江のいる新潟に新社で向かうが、途中に乗せた男が原因で三郎は殺人事件の容疑者として(ほとんど犯人扱いですが)逮捕されてしまう。懸命に無実を主張する三郎だったが、生き残った被害者の女性に(おばさんですが)?あの人が犯人よ!?と言われたため、警察は彼を真犯人と断定するのであった。果たして、彼の無実は証明されるのだろうか・・・? というのが、おおまかなストーリーです。 ”冤罪”をテーマにした映画はたくさんありますが、多くの映画の場合映ずっと重いままになってしいますが、本作は最終的には警察側も間違いを認め、割と明るく終わってくれるのが良かったです。また再捜査をする際に刑事の一人が言った?必要なのは俺たちの勇気だ?という言葉が、映画全体のテーマとして描かれ、事件の背景にあった真実の壁が砕ける瞬間にもつながる、見応えのある映画の仕上がっていると思います。 長門裕之、西村晃、鈴木瑞穂、下村勉、信欣三といった渋いキャストも、映画に迫力とリアルさを加えていますし、中平康監督の演出も冴えています。

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