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その壁を砕け

bakeneko

5.0

ネタバレいづみちゃんに頼まれたら断れないよなあ~

新藤兼人脚本の“巻き込まれ型サスペンス+法廷対決”作品で、婚約者を迎えに行く途中の青年が濡れ衣を着せられ投獄されるサスペンスと、その有罪検証を覆すべく奮闘する婚約者の女性:芦川いづみ♡&弁護士:芦田伸介&警官:長門裕之と検察側の法廷対決にハラハラさせられます。 只、あまりにも検察側の有罪の証拠が不十分なことや、(土地の実名(新潟&長岡)を出している為に)地元民も基本的にあまり悪く描かれていないこと、そして最後には警察&検察まで容疑者の味方になってしまうので、“追い詰められた緊迫感”が弱い作劇となっています。 一方で、名カメラマン:姫田真佐久の映像美や音楽:伊福部昭の痛切なテーマ曲などは充実していますし、明快な推理&検証が知的楽しさを提供してくれることも確かな作品で、一般の裁判でも検察側のメンツが誤審の原因となっていることも分かります。 少し緩めの“追い込まれ型サスペンス&推理劇”ですが、芦川いづみさんの笑顔を観るだけで元が取れる映画ですよ! ねたばれ? で、夫人は何故犯人を偽証したのだろう?

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