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伊達騒動 風雲六十二万石 (1959)

監督
佐伯清
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5.00 / 評価:1件

馬鹿殿に仕えるのって大変だなあ~

  • bakeneko さん
  • 2020年8月25日 10時46分
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  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

古くは歌舞伎や浄瑠璃の「伽羅先代萩」の題材となった“伊達騒動”(1660~1671年)を基にして、“(巷説では悪役である)江戸詰総奉行・原田甲斐は実は忠臣だった”という解釈で書かれた沙羅双樹の「伊達六十二万石」(1957年)を大友柳太朗主演で映像化したもので、馬鹿殿:伊達綱宗(木村功)以外は全員善人という新解釈を見せてくれます。

江戸時代に起こった藩内の御家騒動として、黒田騒動、加賀騒動と三大騒動として称せられる“伊達騒動”は、巷説では江戸詰総奉行・原田甲斐が黒幕として広く知れ渡っています。
この解釈に一石を投じたのが、山本周五郎が1954年から1958年に掛けて連載&出版した「樅ノ木は残った」で、その影響を受けて沙羅双樹が書いた本作の原作である「伊達六十二万石」もこの“原田甲斐忠臣説”を採っています。
チャンバラも挟み込まれますが、基本的には御家の継続に腐心する原田甲斐の一人葛藤劇となっていて、有力大名とはいっても“いつ取り潰されるか判らない”外様である地位の危なっかしさもきちんと説明されて、主人公の苦心惨憺の政治工作を見つめる作劇となっています。
原田甲斐を演じる大友柳太朗を始めとした、大河内伝次郎、木村功、薄田健二、山形勲、織田政雄、加藤嘉、阿部九州男ら、東映時代劇の面々のシリアスな演技に、雪代敬子、河内桃子が華を添えている葛藤劇ですが、スタンダードな伊達騒動の基本知識が必須な作品ですので「危し! 伊達六十二万石」などを観て予習してから鑑賞しましょう!(そしてついでにパロデイ作品である、「赤西蠣太」や「腰抜け伊達騒動」もご覧になっては?♡)

ねたばれ?
1、相手の花魁の気持ちをきちんと確認しないから…
2、実際の馬鹿殿:伊達綱宗は、21歳で強制的に隠居させられてから71歳で没するまで、品川の大井屋敷に隠居して作刀などの趣味を楽しんで余生を送っています(江戸時代の殿さまって羨ましいな~)

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