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浮草

浮草

119

med********

4.0

「蛙の子は蛙」という台詞

小津安二郎監督の作品が好きで年に1本を目標に観てます。 本作、初見です。 一番好きな作品になるかもしれません。 いつもの感じでキャメラに向かって話しかけるような手法に手をとられ、自然と2時間身を置いてしまいました。 絶妙な間合いやカット、優しい音楽、昭和を懐かしく感じながら心地よかった。 映像が素晴らしいですね。 タイトル通り、人生の難しさ、儚さを描いていて畏れ入りました。 京マチ子、若尾文子はその後、山田洋次監督が寅さんマドンナに起用していて、この作品に影響受けたんだなと思いました。 ラストの駅待合室のシーンは面白くて笑いが出ました。 現代ではYouTubeの動画のように早いテンポが受けていますが、本作はYouTubeに反して緩~いテンポなのですが、その間合いが本当に絶妙であり、味があります。 また、こういう作品が海外から評価されているというのは日本人として光栄です。 本当、観ることが出来て良かった作品だと思ってます。。

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