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夜霧の決闘 (1959)

監督
井上梅次
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  • みたログ 5

3.50 / 評価:4件

闇取引に行く前に目立っちゃあ..。

  • bakeneko さん
  • 2012年9月25日 19時40分
  • 閲覧数 320
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

ヒッチコック作品への傾倒が楽しい―井上梅次監督のスタイリッシュミステリーアクションで、東京の闇取引現場で頭に損傷を受けて記憶を失った男が神戸に戻って“自分探し&問題解決”に奮闘する様子を“敵味方入り乱れるミステリーサスペンス”で愉しませてくれます。

事件の渦中に放り込まれた状況が分からない男が、味方とも敵とも分からない奴らと接触しつつ問題の核心に迫っていく―「北北西に進路をとれ」や「知りすぎた男」のパターンの作品で、警察vs暴力団vs麻薬密売組織の対立の中での自分探しに奮闘する主人公の危機をハラハラしつつ、事件の真相と決着に見入る映画であります。
とっても丈夫な主人公を鶴田浩二がいつもの様に気障に演じている他に、対する暴力団に高松英郎&丹波哲郎が目玉をギョロつかせて出て来て、謎の“自称殺し屋”としてやはりいつもの様に三橋達也が飄々と出現し、麻薬密輸ボスを森雅之が貫録で見せています。女優陣も、雪村いづみ、淡路恵子、峯京子、環三千世らが華を競っていますし、ゲストで音楽コラボの神戸一郎がノワール風の主題歌を聴かせてくれます。
もう一つの見どころは、1950年代のヒッチコック作品の色彩&セット美術を彷彿とさせる映像で、美術:北辰夫&カメラ:岡崎宏三が「めまい」等の原色カラーの人工的な映像美を再現しています。

元祖に比べると緊迫感が落ちますが、“和製ヒッチコック作品”として本家へのオマージュを映画的な面白さに結び付けている娯楽作であります。



ねたばれ?
ええっ本作(1959年作)って、「マーニー」(1964年)より先に創られたの!(じゃあ“あの設定”はこちらが本家?!)

詳細評価

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