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槍一筋日本晴れ

bakeneko

5.0

ネタバレ見張りは引き受けた!

忠臣蔵の物語の中で完全な創作人物(大玄斎蕃格(文化文政期の講談師)に依る)でありながら、劇や映画では必ず出てくる人物-槍の名人:俵星 玄蕃をメインにした忠臣蔵外伝で、監督の青柳信雄をはじめとして、出演者:加藤大介、森川信、小泉博、柳家金語楼、清川虹子、上田吉二郎、沢村いき雄、藤間紫、八千草薫♡…といった庶民喜劇の面々が“爽快な市井の豪傑譚”を愉しませてくれます(由利徹ら喜劇陣もゲスト出演!)。 討ち入りの数日前から始まるお話で、主人公の困窮振りと一本気&周囲の人々との人情味溢れる遣り取りが気持ちの良い笑いを創りだしていますが、槍を使った殺陣は流石に気合いが入っていて“実際の戦場では槍が主武器だったんだよな~”ということを納得させる動きを魅せてくれます。 忠臣蔵の映画に、討ち入りに参加しないにも関わらず必ず出てきて、三船敏郎等の結構大物役者が演じている人物の履歴を見せてくれる娯楽時代劇の快作で、八千草薫が抜群に可愛いことも見所であります。 ねたばれ? 討ち入りの2日前に腰元として入り込んでも大した情報は得られないと思う。

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