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ぼんち (1960)

監督
市川崑
  • みたいムービー 17
  • みたログ 125

4.10 / 評価:51件

暖簾を凌ぐ お奨め作品!

  • ami******** さん
  • 2009年11月15日 22時06分
  • 役立ち度 15
    • 総合評価
    • ★★★★★

市川雷蔵主演!山崎豊子原作!市川昆監督!
この方々の絶大なるチカラが結集した傑作です! お奨めします。
暖簾を観た時に感極まって、山崎豊子作No1と書いてしまいましたが、
この「ぼんち」とは甲乙つけがたいです。他人に奨めるのはこちらかも。
あ、それから「浮草」の宮川一夫撮影てのもみそです。


八代目市川雷蔵というと、どうしても二枚目時代劇俳優というイメージ
で私は特に興味がありませんでしたが、俄然興味がわいてきました。
37歳という短命(直腸癌で没)であったが故にファンの間では神格化
されている彼の、時代劇ではない「炎上」なども直ぐに見たい気持ちです。


さて「ぼんち」ですが、市川雷蔵とりまく女優陣がまたこの映画の厚み
を一層分厚くします。仲居頭お福に京マチ子、芸者ぽん太に若尾文子、
妻弘子に中村玉緒、娘仲居幾子に草笛光子、女給比沙子に越路吹雪、
母勢似に山田五十鈴、そして強烈な祖母。父船越英二とは違い、女性には
大そうな自信でうまく転がしている雷蔵ですが、戦争で船場が焼けた
後に垣間見る彼女たちの逞しさに、雷蔵が肩を落とすシーンは、彼に
とっての生涯のトラウマになったことでしょう。

純な私目も、トラウマになるのでした。。


大阪船場のオンナ尊オトコ卑的な社会で、ふて腐れず仕事を目一杯
やり商売を繁盛させ、女性も大勢喜ばせる、そして戦争で店を全て失い
最後はやはり女性は一枚上手であることを知る。
なんという波乱万丈な人生でしょうか。
私だったら髪の毛がサザエさんの波平なみの頭になることでしょうね。

この映画のうたい文句に「放蕩の限りをつくしても、その底にぴしりと
帳尻の合った遊び方をする・・・・・それを大阪ではぼんちと呼ぶ!」
ってのがあるそうですが、じじいになって分かるのは、女遊びをうまく
やってなかったもんは、仕事で大成しないよな。とつくづく思うので
した。あ、男性に限ります。

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