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恐妻党総裁に栄光あれ (1960)

監督
青柳信雄
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3.00 / 評価:2件

憲法24条を改正せよ!

  • bakeneko さん
  • 2013年7月23日 7時43分
  • 閲覧数 165
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

“月光仮面”の原作者:川内康範が脚本を担当した風刺喜劇で、憲法9条廃止&安保闘争に揺れる世相を“恐妻への夫の反対抗争“の形で活写した怪作であります。

憲法24条:「婚姻は両性の合意によって…“夫婦は同等の権利を有する”」は、全く実情に合致していない!(まあそうですな)―ということで、政治家が“日本恐妻党”を結成して“亭主安全保障法案”の成立を企てるが、女房連中の方が1枚上手で…という、当時の憲法第9条論争と日米安全保障条約締結の騒動を、ナンセンス風刺劇にして笑い飛ばしています。
語り部:有島一郎の導入や、描き割りの舞台やシュールな装置などで非現実感をアピールしていますが、当時日本を揺るがした平和運動やまだ記憶に新しい太平洋戦争を想起させる硬派な風刺も内包しています。
それでも、“戦後女性は野生に還り…”(御免なさい)等の選挙演説風の言い回しは爆笑ものですし、対する女性側の戦法もアリストパネスの“女の平和”や名作「女だけの都」を連想させます(あと、“東京ローズ”作戦や宣伝ビラ散布の“太平洋戦争ネタ”も笑えます)。

ハチャメチャな“男女の戦い”で世相を風刺した怪作ですが、現在の憲法9条を巡る廃止の動き&国民感覚の不気味な世相と比べてみると色々と考えさせられる風刺喜劇であります。

詳細評価

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