ここから本文です

ろくでなし (1960)

監督
吉田喜重
  • みたいムービー 1
  • みたログ 32

2.91 / 評価:11件

遊びもこれでおしまいさ

  • たーちゃん さん
  • 2021年5月18日 13時06分
  • 閲覧数 65
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

1960年の吉田喜重監督の監督デビュー作。

大島渚、篠田正浩と松竹ヌーヴェルバーグの旗手と言われてたというのもあったので、どんなものだろうと思っての鑑賞です。
松竹といえば木下恵介。小津安二郎など脚本がしっかりと書かれている印象があったので、そういう意味では革新的だったのでしょう。
セリフは理屈っぽく、面白い脚本ではありません。
その頃のブルジョワというのでしょうか。金持ちの大学生で、親の金をもらってぬくぬくと生活しているお坊ちゃんの道楽映画としか思えません。
昼間から酒を飲み、タバコを吸い、アメ車に乗って女の子をひっかけて遊び回る。親の社長も決して怒らない。
当時の若者がこういう生活に憧れていたのか、疑問に残ります。
この映画で何を表現したかったのでしょう。
良くわかりません。


俳優たちもわざとやっているのか。言葉を淡々と発していて芝居をしていないように演技しています。

ロケーションを多用した演出。陰影のある画面構成。突然真っ暗闇になるカット。ラスト近くの川津祐介と高千穂ちづるの電話でのカットバックのやりとり。タイトルバックやラストシーンが突然終わる等、今までの映画らしくないその当時としては画期的と思える箇所もありましたが、今となっては珍しくもない印象です。

この当時の津川雅彦さんって上手くないですね。晩年は長門裕之さんより津川さんの方が魅力的でしたが、この当時は長門さんの方が上手いと思いました。

ジャズ風の木下忠司氏の音楽がカッコ良いです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ