切られ与三郎
3.4

/ 8

13%
25%
50%
13%
0%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(3件)


  • kun********

    3.0

    粋な黒べえ 

    いきなくろべえ みこしのまつに あだな姿の洗い髪 死んだはずだよお富さん いきていたとは お釈迦様でも しらぬ仏だお富さん えーさほーげんやだな。 春日八郎のヒット曲で、意味も解らず丸覚えしてる。 何となくお芝居何だろうな?と別に関心も無く50余年。 実は三木のり平の舞台の方しか知らなくて、あれは歌舞伎演目のパロディだったって事はなんとは無しに判ってた。 おかみさんへ えごしんぞさへ ささささ・・・・・ やさおとみ ひさしぶりだな~ これも全く丸覚え 三木のり平の場面でですが。 多分小学生か中学か?白黒TVで家族皆で大笑いして見てたのでしょう。 3人兄弟両親で見てたけど、子供にしちゃ相当渋い物を喜んで見てたのですね。 いきなくろべえ・・・って何の事と探究しても居ないし、みこしのまつ って何だろうと疑問に思った事も無く、音韻として、鳥のさえずりとして丸暗記してる。ヒット曲が歌舞伎演目が主題なんですから、あの時代は丸丸日本で大体 収束している時代だったのでしょうね。 ヒット曲が歌舞伎って今じゃとても考えられない。 今じゃ歌舞伎は完全に古典ですから。 三味線、琴、尺八だって楽しむ楽器と言うより、膝を改め聞く様な高尚な音楽。私らの子供時代はピアノギターじゃ無く三味線が庶民の楽器だったのでしょうね。 映画ですが、三味線と歌がふんだんに出て、なんかミユージカルの味わい。 三味線の音の良さを、そう判ると言うのも強がりで、なんかいいよな的 若年の時ラジオから流れてた音楽でしみ付いた感覚の所為でしょうね。 凝ったハーモニーが現代のミュージックで、更に複雑な和音とリズムに進化 して行く。 ハーモニー無しのシンプルな三味線の音が良いと捉える耳を持ってる人は少なくなるばかり。稀な邦楽愛好家にしか判らないでしょうね。 主人公与三郎は三味線の妙手で、流し稼業。 こういう男と言うのが、江戸時代はカッコいい生き方だったのでしょうね。 封建性社会建前社会の息苦しさから、そう言う自由人への憧れが有ったからでしょうね。 物語は全ての束縛を嫌い、浪間を自由に漂う海鳥の様に勝手気まま生きてるが そう言う自由さは、組織に守られて無い危うさが反面に有って、ヤクザと争うう事に成る。 与三郎の基本的設定は大店の放蕩息子で男前で三味線が得意。 女にモテモテ。 それが災いの元って事。 勝ってやって勝ってに自由に生き、最期には自ら死んで行く。 日本人はこういう滅びの美学みたいな物が好みなんでしょうね。 映画も終始明るい物が無い。 3人の女が登場するが、2人の女には裏切られ、相思相愛に成るのは実の妹。 まあ 病的としかいいようが無い。

  • いやよセブン

    4.0

    悲劇

    大店の養子、与三郎(市川雷蔵)は跡目を実子の弟に譲るため、慕う妹(富士真奈美)を振り払い家を飛び出す。 とある宿場町でヤクザの情婦、お富(淡路恵子)とねんごろになるが、見つかってしまい、切り刻まれて簀巻きでドボン。 旅の一座に助けられるが、一座は身売りとなり、一番の器量よしのかつら(中村玉緒)はヤクザの親分の囲われ者になる。 かつらは親分を殺してしまい、与三郎に一緒に逃げようと誘うが・・・。 伝統的な様式美が映画で再現され最後は涙を誘う。

  • hi6********

    2.0

    舞台劇そのままな大げさな世界

    あの有名な台詞の「やさ、お富」が出てくる話である。 基本的には、騙され男の一代記みたいな話で、 話的は芝居の大げさな話を、伊藤大輔の古臭い演出なので 余り見どころもない。 雷蔵を騙す女優陣が、淡路恵子(お富)、中村玉緒と堂々と悪女を 演じている。 富士真奈美が可憐な少女役!

1 ページ/1 ページ中